今頃紅葉の話かよ、というツッコミは華麗に受け流し、袋田の滝に行って来たときのお話。こちら側(東京以東?)では結構有名な滝だそうで、前から行ったほうがいいよとお勧められていたところ(東京からでも結構な距離になるので二の足を踏んでいたのです)。
いやはや、東京から朝一で出てもなかなかきついですね。高速を使っても結局残り半分は下道になってしまうのです。着いた頃にはお昼に――。でもってさすが紅葉シーズン。ものすごい人と車とバスの群れです。
人ごみにめげずに撮影開始。
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団子だけでなく、里芋とこんにゃく(こんにゃくが名産品みたいですね)、鮎の串焼きなども売られていました。味噌の焼けるいい香りがあたりに漂って、誘惑してきます。
袋田の滝は最近になって新しい観瀑台ができたそうで、観瀑台へと続くトンネルには平均年齢50代の凄まじい行列ができてしまっていました。なんと観瀑台までの並び時間1時間。平日に来たにも関わらずこんな感じですから、休日に来た日にはさらにすごいことになるんでしょう。
トンネルの中で1時間過ごすのはMOTTAINAIので、古いほうの観瀑台へ。
どうですか、この迫力!
新しい観瀑台は上から眺めるそうなので、迫力という面では古いほうが勝っているみたいです。写真を撮る立場から言うと紅葉シーズンの今は1時半過ぎですでにこれくらい日が傾いてしまっているのが辛いところですね…。東京から来るとなると本当に道草せずにここまで来ないといけないようです。
また袋田の滝、というと滝に木がかぶさってる写真を思い浮かべるのですが、どうもあのアングルはこの新観瀑台でも撮れない、特別な場所のようです。そういう意味でも古いほうで十分ですね。
袋田の滝あたりの名物というと軍鶏があるのですが、軍鶏鍋のおいしいお店の営業が終わってしまっていたので、近くのお店で鮎と刺身こんにゃくの定食を頂きました。
実を言うと子供の頃からこんにゃくが苦手だったのですが、この刺身こんにゃくはまったくといっていいほど臭みや癖がなく、さらさらぷるぷる。とっても美味しかったです。
お腹いっぱいになった後は、近くにある月待の滝へ。
竹やぶの中を下っていくと…
大きさこそ袋田の滝に敵いませんが、すてきな滝が!
このように滝の裏側に回ることができるんです。すでに先客のカメラマンが撮影していますね。
裏側に回るとこんな感じ。小さな滝ではあるんですが、マイナスイオンを吹き飛ばすくらいのすごい水流です。
袋田の滝に比べるとこちらのほうがマイナーで、ほとんど人もいないのですが、逆にそこがおすすめですね。ごみごみとしてて騒々しいより、僕はこちらのほうが好きです。