街を歩いていると真新しいスーツに身を包んだ新入社員(らしい)人たちを見かけるようになりましたが、うちの場合大抵彼らは現場に配属されるので、ぼくのところには当分来ません。
ということで、直接伝えられないので、ここに書いて見ます。
とにかく挨拶をしろ、電話にでろ
そんなの当たり前だろう、今更何を言うかと思うかもしれませんが、挨拶は絶対にするべきです。新参者のあなたを周りは知りません。
今後仕事をしていく中で、周りの人にお願いをしなければならない場面が必ず出てきます。そんなときにあなたのことをあらかじめ知ってもらっていたほうが圧倒的に有利です。人は知らない人に頼まれるよりも、知っている人に頼まれたほうが(断りにくいし)応えてあげたいと思うものです。
電話に出るというのも同じことです。別に新入社員だから雑用しろ、というのではありません。電話に出ることで社内・社外の人にあなたのことを知ってもらうとともに、電話を取り次ぐ際に誰がどんな仕事をしているのかも分かるようになってきます。
(先日オープンフロアで社長とすれ違ったので「おつかれさま」です、と挨拶したらびっくりされました(‘A`)ダメダコリャ)
メモを取れ
…と先輩や上司から散々言われたと思いますが、これは別に「偉いオレさまの話は重要だからメモを取らないと失礼にあたる」などと言っているのではありません。自らの経験から、メモをして後から読み返さないとすぐに忘れることを分かっているからです。
入ったばかりの今は言われたことをやればよく、仕事量も多くないでしょうから(すでに多い人はがんばれ)覚えられるかもしれませんが、すぐに大量のタスクに押しつぶされるようになります(押しつぶされない人は会社が心配d)。
業務中にインターネットに自由に接続できる人はGoogle NotebookやGoogle Calendar、ケータイで自由にメールを書ける人はタスクやメモをメールで書いてデスクのメーラに送信して、受信ボックスをタスク管理に使うとよいでしょう。どっちもダメな人はメモ帳買いましょう。ほぼ日手帳はおすすめです。ぼくは3つの方法を使い分けてます。
得意分野を作って周囲の信頼を勝ち取れ
これは僕自身が先輩からもらった言葉です。
会社に入ったばかりのあなたは周りからするとどのくらいできるのか(実力があるのか)まったくわからない状態です。逆に言うと何についても信頼が置けない状態です(ちょっとかわいそうな言い方ですが、正直なところです)。
まずは与えられた業務、自分の部署が持っている業務を俯瞰して、これならできそうだというものを見つけて、手を挙げましょう。その取り組みで信頼を得ることで、より難しい業務や自分がやりたいと思う業務もまかせてもらえるようになります(最初からやりたいことなんてやらせてもらえないっちゅうことです)。
先輩から積極的に仕事を奪うくらいがいいですね。
新参者の目線で会社のおかしいところを指摘しろ
会社に入ったばかりのあなたからすると、会社はおかしなところばかりだと思います(ぼくはいまだにおかしなところばかりに見えてますが…)。
それがおかしくても会社や顧客の利益になっているのならよいのですが、そうでもないことも多いと思うので、どんどん指摘していきましょう。
ただ指摘すると角が立つこともありますから、なぜそうなっているのか先輩や上司に質問してみましょう。そしてそれをメモに残し、あなたが周囲の信頼を得られるようになった段階で提案するのです。ルーチンワークをこなすより遥かに評価されることでしょう。
モチベーションは必ず下がるもの
長い社会人生活の始まりです。いつかは気が乗らないときがやってきます。そんなときにもモチベーションを回復したり、自分の心を守る術を見つけましょう。
まぁ、気楽にいこうぜ(Take it easy)!