昨年行ってもう次はないな、と思ったのにあら不思議。いろいろなゲーム音楽を集めたファミ痛主催のコンサート『PRESS START 2007 Symphony of Games』に行ってきました。
会場は昨年の渋谷BUNKAMURAからVOICESも開催されたパシフィコ横浜国立大ホールへ。最大5,000人収容のこのホール、果たしてそんなに埋まるのか?と思ったら、なんとほとんど満員。逆に昼間やっていたらしい老人会議がこの会場で一体何をしていたかがきになr
会場でめぼしい物販とかは特になし。パンフレットはセットリストだけが載った1枚もので去年と変更なしです。このあたりのレポートはそこらへん中であがりそうなので、以下おでの思い出ゲーム語りになります。
1.「大乱闘スマッシュブラザーズX」よりメインテーマ
公式サイトで聞けるのと同じもの。なんだけど、去年のPRESSで聞いたインストゥルメンタルとは印象がまるで違ったのは声がついたからでしょうか。なんかゲームの方向性がどっち向きなのか
(コミカル?シリアス?)ちょっと分からなくなった気がします。
2.「ロコロコ」よりロコロコのうた
司会の横山智佐さん(久しぶりに見た気がするのは僕だけ?)に手拍子を求められ、その上歌っちゃってもいいです、とか言われて、さぁ、歌うぞ!ってこんなもん歌えるかぁぁぁぁぁぁ~~~~~!!!!!(音声注意)
3.アクトレイザーメドレー
このゲームはスーパーファミコン初期の頃に出たゲームで、実は僕がスーパーマリオワールドの次に遊んだ(当時は買ってもらっていた)ゲームなんです。魔物を倒していくアクションゲームと神の視点で国を発展させていくシュミレーションゲームの二つを合わせたような内容で。んでもって、ゲームを進めていく上でアクションシーンはわりと早く終わるのですが、シュミレーションシーンは延々と時間がかかるんですね。だからこのゲームの印象はどちらかというとシュミレーションシーンでかかる「地上のテーマ」なのですが、今日はやってくれなかった(´;ω;`)
FF4開発中のスクウェア(当時)がこのゲーム(実は開発クインテットでパブリッシュは当時のエニックスが行っていた)の音楽を聞いて、音源ドライバから作り直したのはわりと有名な話です。そのおかげでFF4の内臓音源ってかなりいい音で鳴ってるんですが(個人的には次作にあたるFF5よりもいいと思ってます)、今日の話の中で植松さんはサンプリングし直した、と言ってましたね。
3.シューティングメドレー
ギャラガ、グラディウス、ツインビー、沙羅曼蛇、R-TYPE、スタソル、ファンタジーゾーン、STARFOX、スペースハリアー、戦場の狼、ゼビウスなどなどのメドレー。ひとつの曲はサビ一回分くらいだったので、正直一曲一曲をもう少し長く聴きたかったなぁ。
今回の会場ではそのゲームを知らない人にも楽しんでもらえるようにとの配慮で、巨大モニターが設置されてゲームの映像が流されていました。このメドレーの感想は曲云々よりもコナミ作品のすべてが映像が使えず、溶岩やらたまねぎやらといったわけの分からない映像に差し替えられていたというところにあります。第二部の悪魔城ドラキュラの映像はしっかり用意されていたことを考えるとコナミがOKを出さなかったというわけではなさそうだし、一体なんなのでしょう。まぁ、どれもケータイのアプリでできるので見たかったらそれでやればいいのですが、何が問題か分からないけどこういうお祭りで非協力的、なんて評価されてしまったらコナミ自身がかわいそうな結果になるんじゃないかなと。
4.「エースコンバット・ゼロ ザ・ベルカン・ウォー」よりZERO
シューティング=テクノという印象が今ではあるからか、シューティングとフラメンコは相反するんじゃないか、なんてトークがされてましたが、わりとありなんじゃないかなーと思ってみてました。むしろボーカルがオペラのような感じで、悪くないんだけど、これフラメンコか?みたいな。手引きのギターだけがフラメンコのように感じたわけですよ。
5.「ワンダと巨像」より異形の者たち~巨像との戦い、甦る力~巨像との戦い
実はものすごく切ない曲が多いんですよね。この作品って。でもね、そろそろ睡魔がね…うとうと(やっぱり今年もか)。
6.「ファイアーエムブレム」よりファイアーエムブレムのテーマ
誰もがエムブレムと発音してくれない名作です。ですが、正直ボーカルは要らないと思いました。本当にありが(ry
ボーカルでゲスト出演していた錦織健はかなりのゲーマーらしく、FFTでラムザ一人クリアとかFF12IZJSで6人全員モンクとか、ちょwwwおまwwww。この人は本物だ…。ウケ狙いでゲーム好きを自称する芸能人とは違いますねーw
以下第二部~♪
1.SEGAサウンドユニット [H.]
えー、会場の大半ははっきりいってこのノリについていけてなかった気がするのは僕だけではあるまい…。演奏してるのがデイトナUSAだって気づいたのは、演奏終了後に出てきた植松さんの真似のときだったりする始末…orz
2.「クロノ・トリガー」よりクロノ・トリガーのテーマ~クロノとマール~遠い約束~時のみる夢
クロノを語らせたらうるさいオレがきましたよ。スーパーファミコン後期に坂口博信、堀井雄二、鳥山明の3人が手を組んだドリームプロジェクトという作品。当時のスクウェアの総力を結集した作品がつまらないわけがなく、タイムパラドックスを多用したシナリオも相まってオレ的ベストゲームNo.3です。っていうか、クロノブレイク(`Д´≡`Д´)?? 堀井さんをスクウェアに取られることを恐れた当時のエニックスが取締役に就任させて囲い込んだり、光田さんが坂口さんに直談判して作曲デビューしたなどいろいろと裏話に事欠かない作品です。
「サラのテーマ」はやんないのかよ!ラヴォスどこーー(`Д´≡`Д´)??風の憧憬は?(この曲にすごく似た曲が20年前のデパートのBGMでかかっていた気がするんですが、知ってる方いません?)などいろいろ要望はあるのですが、メドレーやってくれただけでも満足。っていうか光田さん、お願いだからもっかいコンサートやってーー\(><@)/じたばた。
えー、メドレーの中に「時のみる夢」が混じってたらしいんですが、気づいた方います…?
3.The Elder Scrolls IV:Oblivion
なんでもできるという触れ込みのXBOX 360向けオンラインゲームです。プレイしてる方の話だとものすごく面白いとか。さすがに2本もオンライン抱えられないのでプレイはできませんが、(オフラインゲームでした。何と勘違いしたんだろー)音楽むちゃくちゃいいですね。こちらでWMAが販売されています。ジェレミー・ソウルさんは今後要チェックかも。
4.「スーパーマリオブラザーズ」よりコースBGMメドレー
コースBGMメドレーといいつつ、地上のBGMしかなかった気がするのは気のせいですか気のせいですか気のせいですか。今日一番の「これはひどい」認定。
5.「悪魔城ドラキュラ」よりドラキュラメドレー
矩形波倶楽部の曲は神!なわけですが、何でこちらの映像は使えて、「僕の」グラディウスの映像は使えないのでしょうか。
6.「サクラ対戦」より檄!帝国華劇団
サクラは一作もプレイしてないんですが、この曲は名曲だと思います。司会の横山さんがここで全部持っていった気がします。PCエンジン時代にセールスが微妙だったRED作品もこれで変わりましたよねぇ。
7.「キングダムハーツ」よりメドレー
光、DESTATI、トラバースタウンなどなど。このあたり大好きなんですよねぇ。実はパンフをもらったとき作曲に「下村陽子/宇多田ヒカル」って書いてあったのでまさか?とか話してたりしたんですが、まさかはありませんでした、ええもう。さすがに無理か。
ENCORE.「ゼルダの伝説」よりゼルダの伝説メドレー2006
だから、ハイラル城やってやって\(><@)/じたばた。これは昨年演奏されたゼルダの再演だそうです。
ENCORE. The Black Mages「ファイナルファンタジーVIIアドベント・チルドレン」より再臨:片翼の天使
えー、もうね、パシフィコでこの曲聞くの三度目なんですけどwwwwwwでも、いままでで音のバランスは一番よかった気がしますね。EXTRAのときはTBMのところで一番盛り上がっていたので、なんだ結局みんなTBM目当てだったんだ、なんて思ってたんですが、今回は手拍子してたのもうちらだけ…飛び跳ねられもせずなんかさみしい(´・ω・`)
えー、一部がっかりなところもありましたが、去年のPRESSに比べたらはるかに満足かなーと思います。
“[Concert]PRESS START 2007 Symphony of Games” への2件のフィードバック
むぅ、セガの曲はいいんだぞ~!!o(`ω´*)o←SEGAスキー
と言いつつ・・・かなり特殊なノリの曲ばかりではある・・・。
気になるのは、シューティングメドレー!
これは聴きたいなぁ(*´д`*)
激!帝はやっぱ最終章がイイとおもいま~す。(大神だったっか?が歌ってるやつね)
なかなかよさげなイベントだったのね。
最近ゲーム音楽聴いてないから、ちょっとウラヤマシス(´・ω・`)
SEGAの曲が、というよりアレンジがねぇ。
オケの最終に突然バンド編成で、会場はついていけず、
おまけにアレンジから原曲が想像できなかったというわけw
シューティングメドレーは短かったけど、よかったよ!
オケの人たち弾くのは大変だったと思うけどw
プレイしたゲームの曲が多いなら、PRESSも悪くないねー(去年は…)