ありがとう D80、こんにちは D800!

こんにちは D800

2006年に買ってから6年の月日を Nikon D80とともにしてきました。ぼくにとってはじめての一眼レフで、撮影や現像、そして旅行の楽しさを教えてくれたカメラでした。しかしデジタル製品の進化は凄まじいもので、オートフォーカス性能や高感度性能面で苦しくなってきていたのも事実。このたび発売された D800へと愛機を乗り換えることにしました。作例を混じえながら、ファーストインプレッションをお伝えしたいとおもいます。

型番が新しくなっただけでしょ?何が違うの?

…などと言われることが多いので D800 で何が変わったのか、というと

  • 画角が広く、写真とくに風景写真の迫力が増す(かもしれない)
  • よりボケる、ボケ味が楽しめる

という点があげられます。

画角?迫力が増すって?

D80 は APS-C というイメージセンサーを積んでいました。D800 はフルサイズのイメージセンサーを積んでいて、その大きさは一般的に APS-C の2.5倍です(イメージセンサーはカメラの中で絵を一生懸命描いている小人さんです)。

イメージセンサーのサイズが大きい分、写真に写せる範囲(これが画角です)が広がります。木の枝だけが切り取られて写ると、その巨木の大きさであったり、葉の茂り具合を写真におさめることはできませんが、巨木全体を写せることができれば、巨木の迫力が伝わることでしょう。

ユグドラシルは9つの世界を支えているがゆえに、巨木なのです。かえってわかりにくいですか、そうですか。

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花だけが写ってるより、どんなところに咲いているのかわかりますよね。続いてボケ味について。

望遠レンズはより大きなものが必要に

スーパームーン(Full HD トリミング)

APS-C 機ではレンズに書かれた焦点距離の 1.5〜1.6倍が焦点距離になっていましたが、フルサイズでは書かれた焦点距離のまま…ということで、遠くのものを撮影する際にはより焦点距離の長いレンズが必要になってしまいました…。月とか、今度の金環日食とか、天体撮影は(お金的に)がんばらないと、という感じです。

よりボケるの?芸人?

その芸人でも老人でもないのですが、アイドルのグラビアなんかを見ると、アイドルにはきちんとピントがあっていて、背景はボカして写っていて、アイドルだけがくっきりと浮き出るようになっていますよね?

バウンサーに揺られて

フルサイズのイメージセンサーでは APS-C よりもボケが大きく出るようになっているので、プロのボケ味俺のモノ。うちのアイドルこでこちゃんの背景もボケボケです。※アイドルは俺のモノになりません。あしからず。

実はダカフェ日記というとても綺麗な写真を掲載しているサイトがありまして、そのサイトの写真の背景はイイ感じでボケてるわけです。ぼくもこんな写真が撮りたい…!そんな人のためにサイトではカメラ機材が紹介されているわけです。

F 値の低い明るいレンズと、APS-C のデジタル一眼レフカメラが。

…そう、もうわかりましたね?ぼくもそれにつられて明るいレンズを買ったんです。でも、ここまで読んでくれた賢明な読者のあなたはわかるはずです。ダカフェ日記の筆者の方はフルサイズのカメラを使っている(サイトにもそう書かれています)のに、APS-C のカメラで撮影して同じボケ味になるはずがない。フルサイズのカメラじゃなきゃダメなんだ!!!111(泣)となったアマチュアカメラマンのサイトがこちらになります。

ヒヨドリ

こちらは嫁の Nikon D90(APS-C センサー)で庭に来ていたヒヨドリを撮ったもの。これはこれでいい瞬間を撮れたのですが、ボケ具合はやっぱりフルサイズ機のほうがいいなぁと思います。

赤色がちゃんと赤色に

そしてこれはフルサイズ機になったからというわけではないのですが、Nikon のカメラはなかなか赤色が苦手なようで、D80 で赤や紫のものを撮影すると目で見た色からはだいぶズレてしまっていました。濃かったり、薄かったり、紫じゃなくて赤になってしまったり…と RAW 現像時に手直しが必要でした。

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彩度の高い絵が好きなので、もともと高めには設定していますが、上の2枚の赤や紫はいずれも目で見たものをちゃんと捉えていました。余計な手直しが減るのはとてもありがたいですね。治しているうちに何が正しいんだかだんだんわからなくなってきますから。

余りある解像度と細やかな機能がうれしい

D80の10.2メガピクセルから、D800の36.3メガピクセルへと有効画素数が大きくなったことで、最大で7,360 x 4,912もの解像度の写真が撮れるようになりました。

through leaves

上の写真の元ファイルを見てみたいという方はこちら(ブラウザークラッシャー並のデータが落ちてきますので覚悟してください)をクリックしてみてください。

テレビのデジタル放送の女性の肌ではないですが、本当にすべてが写ってしまうというくらいの解像感です。端的に言うと、横着して窓ガラス越しに撮影したのがバレますね。

有効画素数でいうと中判カメラ並。看板でも作りますか。

他にも、D80 はもちろん、D90 や D300(たしか)にもなかった水準器が搭載されていて、撮影しながら微妙な傾きを修正することが可能になったり、D80では撮れなかった 1/8000秒が可能になったり、常用感度で ISO 6400 まで対応したり、動きの早い被写体を追尾してフォーカスしたり(3D トラッキング)、顔認識したり、ファインダーの視野率も100%になったり(死角にあるものが写ったりしない)、HDRに対応したり(Jpegのみ)、フル HD 動画撮影できたりと基本機能もパワーアップ。

D800 にはもう一つ D800E というローパスフィルターを無効化した(ハードウェア的にはついてるけど、動いてないらしい)モデルもあって、こちらのほうがニコン曰く “先鋭感のある画質が偉られる” とのことで悩みはしたのですが、逆にモアレが目立つことがありその対処も面倒であることと、サンプルを見比べた時に差が分からなかった→差がわからないものに5万も余分に出せない、ということで D800を選びました。後悔はしていない!

というわけで、ここから5年はこのD800とともに戦って行きたいと思います。それでは今回はこのあたりで。

Nikon デジタル一眼レフカメラ D800 Nikon デジタル一眼レフカメラ D800E

ありがとう D80、こんにちは D800!” への5件のコメント

  1. こんちは。
    D800うらやましいです~!

    良い感じになってますね。
    僕もオデさんに影響されてるので、追いつけるように腕を磨いちゃいますよん。

    ところで、やっぱり背景のボケはかなりいいですね。
    広角で街の写真とか路地とかもいい感じに撮影できそう。
    マジうらやますぃー♪

    • あざます!
      そうなんです。シャドウの濃淡の階調もかなり幅が出てるので、なんでもない町中で撮影してもイイ感じの写真が撮れそうだなぁと思ってます。

      また撮影してみますね!

    • micc さん、あざっす!
      何気ない背景も含めて、色合いや光と影もぐわっと映るようになりましたよ!
      前のカメラでは描写できなかった微妙な違いも懐深く受け止めてくれるようになったというか!

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