──コピーショップ店員のジェリーの携帯に見知らぬ女から電話がかかってきて、逃げるよう命じられる。逆らうことは許されない。弁護士事務所のレイチェルにも同様の電話がかかってくる。果たして女の正体は誰なのか?真相に迫るにつれて、アメリカ政府の影が見え隠れする──
高度情報化社会、監視社会の負の側面と、それに翻弄される政府を描いたフィクションです。舞台が現代のアメリカで、地球外生命体も出てこないので、一見スピルバーグっぽくない感じがしますが、目まぐるしい場面展開と建物を使った数々の仕掛けはいかにもスピルバーグ!という感じです。
というかむしろ、ジェリーを演じるシャイア・ラブーフがいまにもソフト帽をかぶった鞭男に憎まれ口をたたきそうに見えてしまって(シャイア・ラブーフはインディアナ・ジョーンズの息子を演じた)、要するにどうにも別の役のイメージが強すぎるんですよね。
政府やライフラインのネットワークがインターネットに通じてるわけねぇ~、普通専用線だろjkとか思わなければ十分楽しめると思います。