いいオヤジ大人5人からなる青春演劇ユニット「Pures」のお芝居(12日夜の部)を見に行ってきました。学生の頃は下北沢が近かったこともあってよく劇場に足を運んだものですが、最近はめっきりで本当に久しぶりです。
バレインタイン☆キッス
原作:飯田譲治
脚本:西田シャトナー&IKKAN
演出:西田シャトナー
プロデューサー:時田貴司
広報宣伝:町田誠也
出演:
堀川りょう(Pures)
西田シャトナー(Pures)
時田貴司(Pures)
IKKAN(Pures)
町田誠也(Pures)
山崎真実
ほか
まだ義理チョコがなかった時代、若葉二高を舞台に、冴えないガリ勉くんに才色兼備の美少女、珍妙な三人の転校生、番町グループに、セントバレンタイン宮殿の城主など魅力的なキャラクターたちがチョコレートにまつわるすてきなお話を展開します。
この内容だけでもぶっ飛んだお話であることが伝わるとおもいますが、科白の要所要所にネタがしこんであって、くすりどころか吹き出したが最後、ずっと大笑いでした。「おばさんみたいな女子高生(←出演者の年齢が…)」とか「演出してると笑っちゃうから見ないようにしている(←時田さんが女子を演じてることに対して)」とか。IKKANさんと堀川りょうさん(べジータがしゃべってるーーー!)もとても高校生じゃないですよね。
途中、チョコレートの目線から見た世界がゲストタイム。ノビヨ師匠と、今日しか生出演しないという国生さゆりさんが登場。ラッキーでした。師匠が言おうとしていた「強いタバコを吸ってしまったKくん」って誰のことでしょ?これだけネタが分かりませんでした。
ヒロインの山崎真実さんは今日始めて知ったのですが、懸命さが伝わってくる熱演でとても良かったです。要チェックだなー。
演劇って、舞台は一つだし、大道具で装飾してもたかが知れてるけれど、その分役者さんの演技に集中できて、迫力が直に伝わってくる気がします。映画もいいけど、演劇もよいね。