Google スプレッドシートでピボットテーブル集計


09 ピボットテーブルを選択する

ちょっとしたデータの集計を行うときに、Excel のピボットテーブルはとても便利で頻繁に使っているのですが、いつのまにか Google スプレッドシートでもピボットテーブルを使えるようになっていました。

Google スプレッドシートでピボットテーブル集計を使う方法を簡単にまとめてみました。

集計したいデータを準備する

まずは集計したいデータを用意します。テキストやログなら、テキスト形式で保存しておきましょう。Excel や CSV 形式になっているならなおよし。

スプレッドシートにデータを読み込む

 

Google スプレッドシートにブラウザーでアクセスします。

01 Google スプレッドシート

右下の赤い+ボタンを押して、スプレッドシートを新規作成します。

02 Google Spreadsheet

「ファイル」メニューから「インポート」を選択します。

03 インポートを選択する

ファイルのインポートが開いたら、「アップロード」タブに切り替えておきます(下の画面参照)。

04 集計したいファイルをドラッグ

ここで先ほど準備したデータをフォルダや Finder で開いておき、上の画面の「ここにファイルをドラッグ」に向かって集計したいファイルをドラッグします(「パソコンからファイルを選択」でも大丈夫です)。

05 シートの選択と区切り文字を決める

「インポート操作」では、どのシートにファイルを展開するか選び(ここでは「既存のシートを置換する」を選択しています)、「区切り文字」では集計したいデータを適切に区切れる文字を選択します。分からなければ「自動認識に検出する」を。「カスタム」で任意の記号を入力することもできます(例にあげた上の画面では、nginx のログが半角スペース区切りのため、半角スペースを入力しています。表示されてはいませんが。)

「インポート」をクリックすると、アップロードが始まります。

06 データが区切られて、読み込まれる

インポートできました。

07 1行目を選択し、上に1行挿入する

用意したデータに見出し(項目名)がなかったので、セル:A1を選択した上で「挿入」メニューから「上に1行」を選択します。

08 項目名をつける

挿入された新しい1行目に見出しとなる項目名を入力し、合わせて集計に不要な列を「編集」メニューから削除しました。

ピボットテーブルを作成する

09 ピボットテーブルを選択する

いよいよ本題。「データ」メニューから「ピボット テーブル…」を選択します。

10 作成されたピボットテーブル

ピボットテーブルが作成されました。右側にあるレポートエディタで行や列、値に項目を追加して集計します。集計方法も選ぶことが出来ます。

11 集計完了

集計できました。(何やら IP アドレスが表示されていますが、問題ありません。うちのサイトに DDoS 攻撃してきている悪い子ちゃんたち(笑)ですので)

現状 Excel online ではピボットテーブルは作成できないようで、Google スプレッドシートにアドバンテージがありますね。また一つオンラインで完結することが増えました。

Google スプレッドシートでのピボットテーブル、ぜひ活用してみてください!

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“Google スプレッドシートでピボットテーブル集計” への1件のコメント

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