スマートフォン版ドラゴンクエスト8!美しいグラフィックの反面、メニュー操作には疑問な点も

スマートフォン版 DQ8

本日(12月12日)よりスマートフォン版ドラゴンクエスト8の配信がはじまりました。さっそく iPhone 版をダウンロードし、1時間ほどプレイしてみました。

配信開始は深夜。しかしポータルアプリには…

12日、とあらかじめ予告されていた配信は深夜日付が変わるとはじまりました。

App Store と Google Play にはこの時点でアプリが並び購入可能だったのですが、せっかく DQ1 アプリの無料配信によって多くのプレイヤーがダウンロードしてくれたであろうドラクエポータルアプリに DQ 8のアプリが登場したのは午前8時前。

ドラクエポータルアプリにきたのは午前8時前

公式が出遅れて、一般の販売店がフライング販売しているみたいな状況なのですが、お知らせも残念なことに…

DQポータルアプリからのお知らせは午後2時

DQ ポータルアプリが DQ 8の配信を教えてくれたのは午後2時過ぎ。当方 Android も持っていますが、Android 版ポータルアプリに通知が来たのはまさかの午後5時43分……

人によって通知の時間は違うのかもしれませんが、つくづく信者に冷たいカミサマでした…。

メニュー操作には一部疑問に感じる部分も…

アプリのトップメニュー

メニュー周りをみていきます。

まずは 「つうしん」というメニュー。

つうしんメニュー

中にはプレゼントコードの入出力とスクウェア・エニックスの BRIDGE サイト(スマートフォンコンテンツ)へのリンク。

プレゼントコードの出力

入力はわかりますが、プレゼントコードの出力ってなんだ?と思い選んでみると

現在 利用可能な プレゼントコードは ありません

とのこと。

堀井節にしては ちょっと 切り過ぎだと思います。

ここに配信されるコードを、プレゼントコードに入力させたりするんでしょうか…。それでも予定な手間だけど。

音量設定

こちらは音量設定。初期設定では、BGM も SE も4になっているのですが、このままだと BGM が大きすぎて SE が聞こえにくいように感じました(ぼくはヘッドフォンでプレイ)。

そこで、BGM を3段階、SE を5段階に。これでドラクエのステキな効果音もばっちり聞こえます。タラララターラターン♪

文字が小さく読ませる気のないライセンス

こちらは Lisence の中。Android の SDK のライセンスが書いてあって、きっと表示しなきゃいけない義務があって、このメニュー作ったんでしょうけど、HD ディスプレイにこの文字サイズは読ませる気ゼロっすな…。

冒険の書

「冒険をする」を選ぶと冒険の書を選択する画面に。

タッチパネルで選びやすいように、というレイアウトなんだと思いますが、このドラクエのマルチウィンドウデザインの伝統を100%無視したデザインに、激おこプンプン丸でございます。

はい、いいえ

「はい」「いいえ」もドラクエの伝統を無視しまくりんぐのデザインですが、デザインもさることながら押すには気持ち小さく感じませんか?

さすがに押し間違うことはないのですが、どうせ「はい」と「いいえ」の2つしか表示されないのだから、もう少し広く取ってくれればいいのに、と思いました。

ローディング

ローディングは、ドラクエ10でもおなじみのスライムの砂時計。

レビューを見ていると、ローディングが長い、というクレームをいくつもみかけましたが、iPhone 5s ではそれほど極端に長い、とは感じませんでした。

強いて言えばアプリ起動時の砂時計がちょっと長いかな?プレイステーション時代の読み込みに比べれば…というのもありますが、スマートフォンでこれだけのものが…という部分が大きいですね。

さて、一番疑問に感じたのは装備のシステム回り。

装備の振り分け

冒険の最中に道具を手に入れると、先頭のキャラクターから順に持ち物に入ります。で、装備はというと、キャラクターの持ち物にはならず、パーティ全体で共有する「道具袋」に入るのです。

手に入れた装備は道具袋に入る

武器も防具もそれは同じです。

装備メニューからは道具袋の中の装備は見つからない

で、装備を変更したい、新しく手に入れた防具を装備しよう、というとき「装備」メニューを選ぶのがドラクエの伝統です(道具から装備品を選ぶのは DQ 4以降の実装だったと思います)。しかし、さきほども述べたように新しく手に入れた装備品は「道具袋」に入ってしまい、キャラクターの持ち物にはありません。

キャラクターが未装備の装備品を所持していないと、

装備できる ◯◯を 持っていない

と無常のメッセージが出ます…。

道具袋から装備を渡す必要がある

一方で「道具」メニューから道具袋を選び、装備品をキャラクターに「わたす」を選ぶと、なんと

装備しますか?

と聞いてきて、装備出来てしまうのです。

道具からでも、装備からでもできて当たり前だと思うのですが、そもそも装備品がキャラクターの持ち物に入らないのが、これまでのドラクエプレイヤーに優しくありません(DQ 9 や DQ 10 では装備メニューが完全に独立してるとはいえ)。

スマートフォン版アプリは後からでもアップデートできるので、ぜひとも改善を望みたいところです。

街の中では中断できない!別のアプリに切り替えているときは注意が必要

町の中では中断できない

改善して欲しいと言えば、上のスクリーンショットの通り、街の中では「ちゅうだん」ができません

ほとんどの街には教会があるから「不要」と判断されたのか、街やダンジョンではイベントやフラグの管理があるため「仕様上困る」という理由だったのかは分かりませんが、いずれにしても街の中では中断できません。

それで何が困るのかと言えば、アプリの切り替えに気を使う、ということです。ホームボタンを押して、長時間アプリをスリープさせておいたり、別のアプリに切り替えたりしていると、ドラクエ8アプリはタイトル画面に戻ってしまいます

基本的に隙間時間にプレイしたり、他のアプリと切り替えて使うことの多いスマートフォン版においてはこれは致命的。

ぜひとも、いつでも「ちゅうだん」できるようにしてほしいです。

アプリ終了

「ちゅうだん」して冒険を終了しようとするとこんなメッセージが出るのですが、なぜでしょう。結構な量のメモリを食うので、システムを不安定にするのを回避するためでしょうか…。正直マルチタスクに残しておいても、メモリ不足や不安定には感じませんでしたが。

グラフィックはオリジナル以上の美しさ!

イベントシーン

こちらはイベントシーンですが、ご覧のとおりの HD グラフィック。オリジナルのプレイステーション2 版よりも解像度が高く、ポリゴンのカクカク感は皆無です。

また縦長画面(ポートレイト)でプレイするようになっており、横長画面(ランドスケープ)ではプレイできないため、オリジナル版とは画角が違うことからすべてのイベントシーンも設計しなおしているように感じました。

フィールドをゆく

移動はこのように仮想アナログスティックで行います。

スマートフォン版 DQ 1 アプリのときは仮想十字キーが随分と酷評されていましたが、この仮想アナログスティックは操作しづらい、とは感じませんでした(スマートフォン版ドラクエ8の製作のほうが先に開始したそうなので、DQ1 の操作性はこのドラクエ8に合わせたのではないかと推測します)。

カメラの向きも変えることができ、それは一番下にあるカメラアイコンの周囲をスライドさせるのですが、左手でアナログスティック、右手でカメラ、とやれば、プレイステーション版に近い操作感が得られますね。

また動きの面でも、iPhone 5s でプレイしている分にはヌルヌル動くのでプレイをしていてモッサリとは全く感じません。レビューにはモサモサとの酷評もあるのですが、iPhone、Android と実に様々な機種でプレイが可能なのでスペックによっては重いのかもしれませんね。

主人公も作戦でバッチリがんばれ!

バトル開始

さて最後はバトル。がんばってスライムを出そうとしたのですが、なかなか出てこないので、しましまキャットくんとリップスたんにがんばってもらいます。

主人公も作戦を設定できるように

なんと驚いたことに、初期設定では主人公にも作戦を指定して、AI で戦うようになっています。

作戦を変えなければ、「これで戦う」ボタンを押すだけで戦闘スタートです。

行動メニュー

作戦のボタンを押すと、作戦を変えたり、行動を指定する(つまり、めいれいさせろ)こともできるのですが、基本は作戦、となっているようです。

ドラクエは長らく主人公=自分というお約束があるので、主人公である自分の行動が AI というのは少し違和感を覚えるのですが、おそらく煩雑な操作を求められるよりもポンポンと戦闘を進められたほうがよいだろう、という判断だと思います。

おでこんのこうげき!

戦闘時のメッセージはもう少し太字で、テキストシャドウが濃くてもいいかも。

レベルアップ!

レベルアップ画面は昨今のテイストにあわせて、パラメータ全部表示。

仮想アナログスティックを倒すとレベル上げに便利

このように仮想アナログスティックを倒すとフィールドでぐるぐるまわってくれるので、レベル上げがはかどります!

ひょんなところは健在!伝統のカニ歩き!

伝統のかに歩き

おまけですが、このようにタンスが2つ並んだ状態で、遠い方のタンスをタップすると、キャラクターは横を向かずにカニ歩きで遠い方のタンスまで移動しちゃいます。

移動ロジックの手抜きの結果ではあるのですが、思わずファミコン版ドラクエ1を思い出してしまいました。

さて、このあたりでブログの書に記録して、この記事を終えたいと思います。ではまたね〜。

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