クリストファー・ノーランによるバットマンシリーズ3作目にして完結編、『ダークナイト・ライジング』を見てきました。
原題は『The Dark Knight rises』でして、ライジングじゃありません。ダークナイトの復権、ダークナイト立ち上がる、あたりがタイトルにこめられていると思いますが、ライジングだとダークナイトうなぎ登りかダークナイトの暴動。
ライジングサンなら日本人にも耳なじみする言葉だと思って変えたんでしょうけど意味不明のタイトルになっとります。まさか、ダークナイトがバットマンのことだと知らずに邦題つけてはいないだろうし、暴動はあかん、どうしてこうなった。
さて、今回の敵はベイン。新たな脅威の出現が若干唐突な感じは否めやしませんが、前作の敵デントがゴッサムシティに強いたデント法のもと、平和となっていた町、本部長になったゴードン、デント殺害の汚名を受けて消えたバットマン…と前作から8年後のゴッサムが描かれています。
そして今作にはキャットウーマンと、ノーランは出さないと言っていたロビンもどこかに登場。完結編だけにファン・サービスもたっぷりといった内容です。
前作以上に、バットマンの正体を知る人と知らない人が入り乱れるので、バットマンの正体を知っているのは誰なのかをおさえるべく、『バットマン・ビギンズ』と『ダークナイト』を見返して復習しておくとよろしいかと。
上映時間が165分(2時間45分)と長いので、事前のトイレとドリンク控えめをお忘れなく!