行かなければ…そうだ、あの場所へ行かなければ…。ここじゃない場所…約束の地・鹿児島へ…。
これは、そんなぼくの鹿児島への旅の始まりのお話。
鹿児島に行かなければ、約束の地へ…とはいうものの、飛行機で行くにしても新幹線で行くにしてもお金がかかるもの。できれば安く済ませたい、というわけで、溜まりに溜まった ANA のマイルを放出することにしました。
ところが残念なことに3ヶ月前に押さえられたのは羽田⇔鹿児島便…ではなくて羽田⇔宮崎便。
そう、ぼくは羽田から宮崎へ向かうことになったのです。
富士山撮っちゃったりして。まだこの頃には自分の行動に余裕が垣間見えます。
鹿児島に行けない!?
さて、皆さんおぼえていらっしゃるでしょうか。実は WordVolcano の前後、九州は大雨に襲われていたのです。
宮崎空港に到着してさっそく日豊本線の特急に乗るべく JR 九州の宮崎空港駅に向かったのですが、なんということでしょう。土砂崩れで線路が埋まり、復旧の見込みすら立っていないとのこと。
駅員さん曰く、高速バスなら行けるかも、とのことで高速バス乗り場に行ってみると、こちらも高速自動車道の数カ所で土砂崩れが起きており、バスは一日運休…。
なんてこった、今日中に鹿児島に行かないと前夜祭の黒豚ホテルのキャンセル代が発生してしまう!ぼくはなんとしても鹿児島に行きたいのだ!
最後の望みをかけて、観光案内所のお姉さんに相談しました。お姉さん曰く、高速が寸断されているといっても一部なので、高速と下道を乗り継げば鹿児島まで行ける、とのこと。巨乳ちゃん観光案内所のお姉さんに予約してもらったレンタカーに乗って鹿児島に向かったのでした。
火山とともに生きる街
さてさてレンタカーで高速と下道を乗り継いで3時間。やっと鹿児島中央に到着しました。まさか2箇所も土砂崩れが起きているとはね。
宿泊したホテルのすぐ近くを流れていた甲突川。なんて読むのかは未だにわかりません。
こちらは鹿児島の市電。明日には乗れるのかな。路面電車専用のレーンがあって、鹿児島の街は車に電車にと、忙しない様子でした。
やっとホテルに到着して一息ついていると、まがりんから連絡が。
@odyssey 301でお待ちしていますー。
— まがぞん (@jim0912) 2012年7月13日
おお、さすがまがりん。もうついているのね。と思って3階に行ってみると、そこは宴会場。…あれ?
と思って確認すると、なんとコワーキングスペース 301 のことだそう。なんて紛らわしいんだ(笑)
鹿児島に来ているはずなのに、いつも東京で見る顔ぶればかりの 301。
しかししかし、ここは鹿児島。窓から見えるのは桜島。幸い一昨日からピタリと噴火が止まっているそうで(注:雲で見えませんでしたが、この時爆発していたようです)、なんとも内容に見えますが
窓にはこのように灰がびっしり。301 の店長(?)馬頭さんによると、灰の粒子はとても細かいそうで、窓を閉めていても隙間から入ってきてしまうのだそう。実際窓の四隅には真っ黒な灰がこんもり。
噴火した日には灰収集車なるものが出動し、灰収集おじさんたちが大活躍するのだそう。ここは鹿児島。火山とともに生きる街なのです。
そんなわけで 301 降臨記念にぼくも黒板に署名。
鹿児島です。いちおう。
ほんとに鹿児島です。
けせん団子という和菓子をいただきました。
けせん団子をいただいてる図。
気仙沼とは遠いよなぁと思ったら、けせんというのはシナモンに似た植物のことだそうです。けせんの葉っぱで包んだ餡庫の入ったお団子、ということですね。たしかに葉の香りがしてとってもおいしかったです。
301 は白い壁に木の家具が素敵な空間だったのですが、いつの間にやら前夜祭の時間に。
鹿児島を食す
前夜祭の部隊は居酒屋きく屋。
WordVolcano のチラシも登場して、いよいよです。
鹿児島といえば焼酎、ということでスタッフの方が水割りを作っている様子をパシャリ。ぼくは苦手なのでチューハイでも…と思ったら、これがすごい。東京で飲むチューハイなんてカクテルと変わらない代物なのに、さすが鹿児島。ほんとうに焼酎の味がする!っていうか濃い!
そしてすいません、この前夜祭。約半数を鹿児島県外の、主に関東と関西のメンバーで占めていました。
そして宴もたけなわの頃、なぜか突如始まったをかもとにーさんによるお姫様抱っこショー。
まがりん。
Nao さん。
ほっしーは重かったらしく、ほっしーがをかもとさんを抱っこの図。
西村さんに抱っこをしかけるも失敗。
カクニンさんも挑戦するも失敗の図。いったいなんだったんだw
続いて二次会はかごっまふるさと屋台村へ。
ローマの休日?
WordVolcano で明らかになったあのサイトの話や、ここでは書けないアノ話をしたりして夜も更けていきました。
…問題は明日起きれるのか?ということです。(明日に続く)