中国四大奇書のひとつ『三国志演義』の前半の山場、赤壁の戦いを映画化した「レッドクリフ」の後編を見てきました。サブタイトルがかなり特撮映画な香りを醸し出してます(※ CG じゃなくて、特撮)。
後編を見るにあたって、4月に録画しておいたテレ朝放映の前編(Part 1)を前夜に視聴。ネットでの評価は結構きついこと書かれていたので、映画館には見に行かなかったのだけれど、意外や意外。これよくできてるねぇ。
三国志演義通りではないところも多いし、とくに Part 1を見る限り「 HERO 」や「 LOVERS 」ばりのワイヤーアクションも出てきたりして、三国志という史実に近いスタンスにたちたいのか、超人アクション大作にしたいのか、どっち付かずという感じで、そのあたりが批判を招く原因だったのかも。
僕はというと、ワイヤーアクションも好きだし、綺麗な風景と金城武はじめ出演者の見事な演技を楽しむことができたので、見に行っても良かったかな。
さて、Part 2の目玉はなんといっても、赤壁の戦いのクライマックスですね。それがある分前半は戦闘抑え気味で、後半にどどどーんと詰め込まれていました。お腹いっぱい。「グリーンディスティニー」なあのラストはどうかと思いましたが、エンドロールの音楽がよくてそれも忘れて満足できました。
Part 1に続いて今回もジョン・ウーの鳩は大活躍。いつもはこっそりなのに、今回は全面に出てましたねー。自分の代表作のつもりなんでしょう。