Outlook Express 6で消えたメールを取り戻す

うちの会社はいまだに標準のメールソフトにOutlook Express(バージョンは6 sp1)を採用しているので、たびたび大量のメールが消えた!助けて!!というトラブルが発生します。

今日も上司の8月~12月までの4ヶ月分のメールが天に召されたため、泣きつかれました。 ((なぜ本来頼りになるはずのシステム管理者ではなくて、僕のところに泣きついてくるのかはよく分かりません。たぶんシステム管理者が真っ当な手段で回復できなければ諦めるのに対して、僕の場合は無理やりなんとかするからだと思います。最近は課長だけでなく部長まで呼ぶようになりました…。))

こういうことがあるたびに、「YOU、さっさとThunderbirdにしちゃいなよ!」と耳打ちするのですが、システム部門からサポートされなくなるのが怖いのか一向に聞き入れません。OEを使っていたからといってシステム部門がメールを元に戻してくれたことなんてただの一度もないわけで、僕みたいなブラックジャックが呼ばれるわけですが。 ((Windowsメールにしちゃいなよ!というのも一理あるわけですが、どう考えても会社にWindows VISTAなんて要りません。本当にありがとうございまs(ry))

原因

Outlook ExpressはMicsosoftの悪しき仕様によって起動100回毎にメールフォルダを最適化する作業を行うようになっています ((Windows XP SP2+Outlook Express環境下でのみ、このようになっているようです。OEを使う人には2008年1月現在最も安全な環境のはずなのですが…))。しかし…

  • 大量のメールを扱っている人もいない人も同様に最適化を要求してきます。
  • 標準状態ではどうやっても最適化を要求してきます。止められません。
  • 最適化しても効果は体感できません(当社比)。

…とまぁこの最適化、時間がかかるうえ猛烈に重くなるためキャンセルしたくなりますが、キャンセルで止めるのにも時間がかかりOEを強制終了してしまったらアウト!最適化をしていたフォルダにあたるdbxファイルが破損し、Outlook Expressを開いたときにそのフォルダおよびそのフォルダに入っていたメールが認識できなくなってしまいます。

対処方法

世の中には破損したdbxファイルを復旧するソフトウェアを公開してくださっている方がいるので、これを利用しましょう。今回使ったのはDbxRescue。破損したdbxファイルからeml形式で(できる限り)メールを取り出すソフトウェアです。

Outlook Expressのツール>オプション>メンテナンスタブ>保存フォルダでdbxファイルの保存場所が確認できます。これを参考に、DbxRescueで復旧したいdbxファイルを指定するとメールが取り出せる(かも) ((上司のメールはちゃんと取り出せました。一部タイトルが不完全だったりはしましたけど。OE形式の分割メールは結合してやる必要があるようです。))。取り出したメールはOutlook Expressにドラッグ&ドロップすれば元通りです。

再演防止策

1.Outlook Expressをやめる…というわけにもいかないでしょうから、2.Outlook Expressに勝手に最適化させないToolを使うことをオススメします(ダウンロードは、左フレームのオンラインソフトコーナー>Outlook Expressに勝手に最適化させないToolから)。これにより、100回起動毎の最適化を止める事ができます。

Outlook Expressでメールの受信に失敗する時の対処法

さっきまで受信できていたOutlook Expressが突然メールを受信できなくなった、という事象が最近私の周囲でちらほら起きています。

同じネットワークの中の自分以外の人は受信できている、ネットワークはダウンしていない(たとえば、インターネットは見られる)、送受信のボタンを押すと処理は進むが途中でエラーが出て受信できないという場合はこれが原因かもしれません。

保存フォルダにある受信トレイ.dbxなどのファイルが2GBを超過していないか

Outlook Expressのツール(T)→オプション(O)→メンテナンスタブにある「保存フォルダ(E)」をクリックすると出てくる保存場所のファイルパスをマイコンピュータなどのアドレス欄に貼り付けると数々の.dbxファイルが並ぶと思います。

これが受信トレイとそこに作ったフォルダの中にあるメールが入っているファイルそのものになります。

このファイルの大きさは2GBまでという制限があるため、受信トレイや各フォルダに入っているメール(と添付ファイル)の総量が2GBを超えてしまうと、それ以上ファイルサイズを増やせないため、エラーを返してしまいます。

これに対しての対処法は、新しいフォルダを作ってそこにメールを移してやることです。企業では日々大量のメールを処理している方が多いため、とくに受信トレイにメールを置いておくとすぐにファイルサイズが2GBに到達してしまいます。

わたしの場合はGTDに従って、受信トレイには自分のアクションが必要なメールだけ置くようにしていますが、とにかくメールは各フォルダに小分けにするほうがよいです。もう処理の必要のないメールは削除してしまうに限ります(証拠として残しておく場合は別)。

メールが受信できなくなった先輩に「Thunderbirdにしたほうがいいですよ。ウヒヒ」と囁いてあげたのですが、直ってしまうと再びOutlook Expressを使っていましたとさ。

参考:Outlook Express で使用される .dbx ファイルの最大ファイル サイズに関する情報