FirefoxとUbiquityで作るWordPressコマンドライン検索とalc検索

Mozilla Labsが公開したFirefoxの拡張機能『Ubiquity』というのがすごいらしいです。どのくらいすごいかというとMacで言うところのQuicksilverくらいすごいらしいんです。

要するにブラウザの動きをコマンドラインで色々できる、ということらしい。ハイヨ、シルバーよりはすごそうです(`・ω・´)

builtincmds.js (UbiquityがインストールされたFirefoxから開いてください)にコマンドが定義されているようなので、これを参考にすれば自分でもコマンドが作れるそうです。

ぴこん(‘∇’)!

wordpressについている検索もクエリをURLで投げるタイプだったはず。これを使えば、Firefoxからコマンドラインで自分の(またはよく参考にするサイトの)wordpress検索を利用できそうです。ということ、さっそく作ってみました。

WordPressコマンドライン検索を作るよ

コマンドライン

Windowsだと標準でCtrl+Spaceを押すことで、上の図のようなコマンドラインが表示されます。

ここで”command-editor”と入力してやると…

Ubiquity Command Editor

このようなコマンドエディターが立ち上がります。ここに

makeSearchCommand({
  name: “odekowp”,
  url: “http://8bitodyssey.com/?s={QUERY}”,
  icon: “http://8bitodyssey.com/favicon.ico”,
  description: “Searches words on Odysseygate.com.”,
});

と入力してやるとコマンド完成(自動的に保存されるのだそうです)。

command-list

コマンドリストにも他のコマンドに混じってしっかりと入っています。では、さっそく実行してみましょう。ドキドキ。

odekowp 検索ワード と入力

odekowp “検索ワード”、と入力してENTERを押します。すると…

odekowp wordpress の検索結果

新しいタブが作られて、検索結果:wordpressが表示されました。うまくいったようです。続けて、もうひとつテスト。

odekowp クローン でテスト

日本語ブログなので、日本語もちぇっくしないとね~。ということで、最近見に行った『クローン大戦』が出ることを想定して入力したところ…

見つかりませんでした

あれ~、失敗。検索フォームの中のワードも化けてしまっているし、URLも一度は「?s=クローン」に遷移するのですが、すぐにブラウザが実態参照にリダイレクトしてしまいました。(現在Ubiquityでは日本語の変換決定をENTERととらえてしまうようになっていますが、日本語を入力して再度開せば日本語が入力できます。それでもこの検索はうまくいかなかったのですが…)

たぶん文字の扱いに何か問題があるのだと思うのですが、これ以上ぼくには分かりません。ということで、教えてエロい人偉い人!

転んでもただでは起きない!今度はalc検索だ!

WordPress検索は中途半端になってしまいましたが、次はalc検索を実現してみたいと思います。

alcは英語学習教材で有名な企業ですが、ネットでは英和・和英検索を提供していることでも有名で、ぼくもWordPressのリリースを翻訳するときにとてもとてもお世話になっています。

これをFirefoxのコマンドラインから利用できたらとても便利そうです(…がなんか怒られそうな気もしてきました)。

makeSearchCommand({
  name: “alc”,
  url: “http://eow.alc.co.jp/{QUERY}/UTF-8/”,
  icon: “http://www.alc.co.jp/favicon.ico”,
  description: “Searches words on alc.”,
});

さきほどと同様に、コマンドエディターに上記のソースを入力します。

英語、日本語ともにうまくいくか実験です。そう、せっかくなので、「実験」とその英語である「experiment」で試してみました。

alc検索テスト

英語でalc検索テスト

日本語でalc検索テスト

成功です!alcでは日本語も実態参照にならずにURLに入っているのでうまく機能しているみたいです。

WordPress検索のほうは引き続き調査が必要ですが、成功事例が一つ作れました。他のものにも応用できそうで楽しみです。

追記:エロいh…じゃなかったひろまささんに相談したところ、以下のコードで解決できることが分かりました!

makeSearchCommand({
name: “odekowp”,
url: “http://8bitodyssey.com/search/{QUERY}/”,
icon: “http://8bitodyssey.com/favicon.ico”,
description: “Searches words on Odysseygate.com.”,
});

このコードであれば、日本語でも化けずに検索できますね。alc検索のコードと比べても、どうも「?s=」というのが怪しい気がします(Ubiquityが標準で用意しているgoogle検索はこれでもうまくいっているのですが…)。ということで、これがうまくいくならタグもうまくいくはずだ!と思ってこんなのも作ってみました。

makeSearchCommand({
name: “odekotag”,
url: “http://8bitodyssey.com/archives/tag/{QUERY}”,
icon: “http://8bitodyssey.com/favicon.ico”,
description: “Searches Tags on Odysseygate.com.”,
});

コマンドラインから縦横無尽にいけそうです。むふふふ。

2006年11の月、空からIE7が降ってくる

2006年11の月2日
空から恐怖の大王が来るだろう
アンゴルモアの大王を蘇らせるために
その前後マルスイクロソフトは幸福によって支配する

いや全然幸福になりそうでもないんであって……:sad:
いよいよ本日マイクロソフトがInternet Explorer 7日本語正式版をリリースしました。

IE7のCSS対策については

でも取り上げましたが、今後のサイトの作り方として、あえてここで提案したい。

いつまでも古いブラウザを気にするのやめませんか?

まずは、FirefoxやSafariだとか(一応IE7も)WEB標準への準拠度が高いモダンブラウザを基準にしながらデザインが崩れないようなサイトを作る。次にオールドブラウザでの動作も一応確認してみる。まったく同じように見えなくともユーザが情報を得るのに支障がない程度のデザインの違いならもう諦めてしまう。古いブラウザには、そもそも最初からCSSを読み込ませない。

これでいいじゃありませんか。サイトのアクセス解析を見てみてください。NN4だとかIE5だとかでアクセスしてくるユーザってもうほんの一部でしょう?そういうユーザってたとえばあなたのサイトで積極的に買い物をしてくれるようなアクティブユーザではないですよ。そうよ、きっとそうなのよ!

…というような考え方の切替をしていかないといつまでもストレスがたまると思うんですよ。条件付コメントを使うことも、一部のブラウザのための表示を書くことになるので、あまりよくないみたいだしね。多少デザインが崩れているよりも、クレジットカードを使うにはIEで…とかいうサイトのほうがよっぽどかっこ悪いし、不便だと思うけどなぁ。。。

CSS Nite vol.13で考えたわたしがFirefoxを好きな理由


Firefox2 Reviewer's Guide & special sticker

毎月第3木曜日の恒例のイベント「CSS Nite Vol.13」に行ってきました。今回はMozilla Japanの金井さん、中野さんによる「Firefox最新情報」。

RC3(製品候補第3弾)がリリースされたばかりのFirefox 2だけでなくFirefox 3のことまで語ってくださいました。(詳しい内容は右記参照→http://cssnite.jp/vol13/Firefox/

日々愛用しているFirefoxで困っていることと言えば、とにかくメモリを食って重いということです :sad: 。ついついタブを開きまくって同時に7ページとか開いたりするもんだから(←タブ式「あとで読む」)、朝は快適なのに夜は激重 :troubled3:

そんななので「Firefox 2では改善されませんか?」と会場でも質問したのですが、上記スライドからも分かるとおりFirefoxコアのGeckoエンジンはFirefox→Firefox 2では1.8→1.8.1と変化がないため改善はほとんどないそうです。ただし!Gecko1.9になるFirefox 3には期待してください、とのことでした :smile2:

奇しくもアメリカでInternet Explorer 7がリリースされた日のセミナーだったわけですが、改めて今後もFirefoxをメインで使って行きたいという気になりましたね。

IE7のRC(製品候補)もインストールはしたのですが、サイトの表示チェックをするくらいでなんだかワクワクがない。Firefox 2のベータ版だった頃も同じような感じで、ウェブサイトの表示が劇的に変わるわけでもないし、何より拡張機能(アドオン)が対応しておらず使えないのでツールとして使い物にならない。自分がAll-In-One Sidebarにどれくらい依存しているか分かりました。

Firefoxを好きな理由、結局のところそれは拡張機能かなと。リアルタイムでCSSを書き換えたり(Edit CSS)、ウェブページの構造を把握したり(WEB Developer Tools)、メモを取ったり(Google Notebook)、色を管理したり(Colorzilla)、FTPに使ったり(FireFTP)……。その拡張機能も、コアシステムも、Windows Updateなんかよりよっぽど手軽に最新バージョンにアップデートできる。フリーソフトは全部Firefoxにまとめてもらってバージョン管理できたらいいのに、と思うくらいです。

Netscape 4の頃は、くたばれネスケ!と思ってたくらいですが ((IEとの表示の違いに、ウェブ製作者はみんなこう思ってたよね?))、あのソフトウェアの血を引いた、まさかこんなステキなものが生まれるなんて、当時は思いもしませんでしたね。