映画『クローン・ウォーズ』を見てきた


クローン・ウォーズ

『クローン・ウォーズ』を先行ロードショーで見てきました。

『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』から『スター・ウォーズエピソード3/シスの復讐』までの間の3年間に渡るクローン戦争(最近はクローン大戦というようですけれども、旧トリロジー派としてはこう呼びたい)を描く全100話の3Dアニメの第1話にあたるそうです。

第2話以降は秋からターナー・ネットワーク・テレビジョンとかで放送するらしい。これってCSとか契約すれば見えるのかな。3Dアニメっていってもセロハンの眼鏡で見ると飛び出すとかってわけじゃないんだね←古い

スター・ウォーズのお約束破りなところをあげると、

  • 音楽はジョン・ウィリアムスではなく、全般的にアマゾンっぽいというか、ゴアっぽいというか、要するにシンフォニーではない
  • タイトルロゴのあとの説明は文章ではなくて、ナレーターによるもの
  • メイス・ウィンドウ、C-3PO、ドゥークー伯爵を除いて声は別人

といったところかな。

特に音楽は場面にはあってるかもしれないけれど、印象に残るものはなし。

「I am your father(私がお前の父だ)」みたいなのはないので、ネタバレってほどでもないけれど、エピソード3以降とのつながりを考えると矛盾が多い気が(以下、ネタバレ注意)。

エピソード3ではアナキンはマスターに推薦されたのにジェダイ評議会員ではないことに不満を募らせるわけだけど、この時点でマスターに推薦されたのだから当然パダワンはいないわけです。

ところが本作ではアソーカというパダワンがアナキンに師事することになって、アナキンをマスターと呼ぶわけですよ。これが矛盾といわずしてなんt(ry

あと、クローン・トルーパーにキャプテン・レックスというのがいて、彼だけヘルメットを取って顔を出しているのだけど、本来クローン・トルーパーはジャンゴ・フェットのクローンなのです。どう見ても顔がジャンゴに見えない…。

…などと気になる点もあるわけなのですが、このクオリティでテレビでやってくれるなら満足かな。なにより旧トリロジーでほとんど差のないクローンたちが、コマンダーやキャプテン中心ではあるけれども、活き活きとしてて、いろんなドラマがあるのがいいですね。

スター・ウォーズファンならぜひ見るべし!


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