イギリスの夏の朝は早いです。夜は10時くらいまで明るかったかと思うと、朝の4時過ぎにはもう明るくなってきます。この日も朝早くから鳥の声が聞こえ、ホテルの駐車場にある木にはリスも来ていました(デジカメを用意しているうちに逃げてしまいましたが…)
コッツウォルズグランジホテルで朝ごはん。いろんなものから選べるということで、グレープフルーツジュースにミューズリー、フルイングリッシュブレクファストとコーヒーをチョイス。フルイングリッシュというのは、卵料理(スクランブルとかポーチドエッグとかサニーサイドアップとかから選べる)、焼きトマト、煮豆、マッシュルームのソテーという英国の由緒正しきごはん。ブレクファストといいつつ、一日中食べられるので……朝ごはんには多過ぎましたorz
再びコッツウォルズ散策へ。
イギリスの至る所にこのような看板が立っています。パブリックフットパスと言って、日本語で言うと遊歩道?御国のお墨付きで、ここは通っていいよ、ということを意味しているのだそうです。
いかにも入れないような感じがしますが、これ、羊が外に出て行かないようにしているだけ。扉を押すと、簡単に中に入れてしまいます。
イギリスの人はすべからく農場に立ち入る権利があるんだとか。というわけで、アンドヴァースフォードにある農場にちょこっとだけ入ってみたのが上の写真。
さらにチェルトナムからさらにさらに南西へB級国道を進んでいくと、手持ちの地図に名前がない小さな村が。Coln Saint Dennis村です。
この川が村の名前にもなっているコルン川。
続いてColn Roders村。
ここも名前から分かるとおり、コルン川が流れてますね。
おでのこの道わが旅では、パッケージツアーでは周れない、こんな小さな村の様子もお届けします(笑)
そして次はバイブリーの村へ。
グランジホテルで泊まった部屋に小さな絵が掛かっていました。小さな女の子二人が石でできた橋を渡っているところを描いたもので、ホテルのオーナーに近くの場所を描いたものか聞いてみたら、おそらく想像の風景だろうけれども、バイブリーに行けば近い景色があるとのことでした。そんな期待もあって楽しみにしていたのがここバイブリー。
さてこの川、何の川か分かりますか?
そう、さっき流れていたコルン川がここまで来てるんです。なんかガイドブック見ると”Liver Coln”って書いてあるんだけど、これ”River Coln”の間違いかな?
鴨もいれば…
白鳥もいます。この白鳥、相当幅を利かせていて…
さながら航空母艦を護衛する駆逐艦。鴨を子供の傍には寄せ付けません。この白鳥の持ち主が
このスワンホテル。この川原もスワンホテルの持ち物のようで、
「野生動物以外立ち入り禁止」だって。基本的に、この川にいる鴨も白鳥も猛烈に人懐っこいです。なぜならば…
みんなが餌をやるから。人をみればひょこひょこ寄ってくるし、手渡しでも餌を食べちゃいます。まぁ、ダメって書いてないからあげてもいいんでしょう…。
今度は反対側へ。こちら側は結構お店が並んでいます。アンティークショップ兼お土産物屋が多いですね。
アーリントンロウと呼ばれる石造りの建物が見えます。かっこいいですね。本当はここに写真の右側に、スワンホテル側からここまで木洩れ日の中を歩けるフットパスがあるんですが、この日は晴れたり曇ったりで、木洩れ日どころか真っ暗だったので、そちらは通りませんでした。
バイブリーはこのあたりで引き上げて、北東へ。Aldsworth近くのホテルでお昼を取りました。またしてもサンドウィッチです。レストランの黒板にスペシャルシードル(林檎のお酒)って書いてあったのですが、ものすごい値段だったので断念。さすがスペシャル!
Burford(バーフォード)の町を抜けて(本当はこの町も見たかったのですが…)、Stow-on-the-Wold(ストウ・オン・ザ・ウォルド)に到着。
この町も石造りの建物がすてきなところです。アンティークショップとかが多いかな。レストランもありますね。それでもやっぱりサンドウィッチって書いてあるのよね…←飽きてきた
そして、ちょっと南下して今日最後の目的地。Bourton-on-the-Waterへ。
村の名前を無理やり日本語で言い表せば、水上のボートン村って感じかな?名前の通り、このウィンドラッシ川が村の中心を流れています。
とってもかわいい、小さなアヒルの子供が。
ここのアヒルたちもみな、とっても人懐っこいです。…もちろん人間が餌をくれるから(笑)
ホテルのあるチェルトナムへ戻ると、さっそくある計画を実行。
そう、それは…。
町にある映画館「CineWorld」で映画のチケットを購入!この日は6月13日!日本よりもなんとしても早く見たい!「インディー・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」を!(笑)
ということで、見てきました。英語で。字幕なしで…。まぁ、基本はアクション映画ですからね、ストーリーの大筋は追えます。でも、考古学の難しい講釈が始まると…/(-_-)\。
基本的にインディアナ・ジョーンズ・シリーズって原典となる考古学的要素に真実味の欠片もないぶっ飛んだ話が多いのでしょうがないのですが、それでも今回はトンデモ要素が増してましたね…。今回は同窓会ということでファンにはうれしい(悲しいかも)ネタがいっぱい入ってますから、次回作に期待しましょう(ルーカスはパラマウントと5作分の契約をしてる)。
それにしても、現地のイギリス人たちと同じところでギャグに笑えると、さすがにうれしいですね。日本人ってお澄ましして映画見るけど、面白いところでは大いに笑ったほうがいいと思うなぁ。
でも、エンドクレジットが始まるとみんな立ちだしたり、上映中にケータイ鳴らしたりするのは、日本人と一緒でしたorz
“この道わが旅英国探訪5:バイブリー~ストウ・オン・ザ・ウォルド~ボートン・オン・ザ・ウォーター” への2件のフィードバック
バイブリ~!うっとりしますね。
いまもここにこうして白鳥が悠々と
泳いでいるんですねー。
ホテルで川のさざなみの音で目覚めて
みたいなぁ・・
>みなみさん
いいよね~、ここ。
ウルトラ有名な観光地ではあるんだけれども(笑)
なので、スワンホテルもかなりお高いようで…。さざなみの音で目覚めるためには最低でも3万円以上かかりそう…orz