テレビでも取り上げられたりしている「野口健といく富士山をきれいにするプロジェクト」に参加してきました。
これはアルピニストで有名な野口健氏が発起人になって、富士山”周辺”を清掃して、未来に美しい富士山を残そうというプロジェクトです。不法投棄による汚れだけでなく、産業廃棄物による土壌汚染、水質汚染が深刻な状況になっているみたいですね。
都庁前の都民広場に集まって出発だったのですが、あいにくの天気。曇り空からぽつぽつと雨粒が…という状況。
ところが!
どうですか。晴れ男の真骨頂。ここまで晴らして見せました。富士山ちょっと傘かぶっちゃってますが。
さぁ、いよいよ開会式をして作業に向かいますよ、というところになってなんと!
orz 霧になっちゃいました…。さすが朝霧高原…。ここで開会式と、偉い人の長い話、発起人の野口健氏の挨拶(話が長い)がありました。
聞けば野口氏、ネットにいろいろかかれちゃうみたいですね。清掃活動は5箇所分散で行うので、あちこちに顔を出してるとほんのちょっとしかゴミを拾う時間がないみたいで、ほとんどゴミを拾ってなかったとか、野口健はほとんどいなかったとか。しょうがないと思うんですけどねー。有名人目当ての勘違いさんだとどうしてもこういうことするんでしょうか。
しかし…、案の定野口氏の姿を見たのは、このときだけでした…。
清掃作業はこんな感じで国道沿いの藪を点検しながら進みました。都市部でもよくあるようなタバコの吸殻から、紙ごみ、プラスティックゴミのような細かいものもこまごまと落ちてはいるのですが、一見綺麗そうです。
ところが、写真のように藪の中をさらうと次々と袋に入ったゴミが出てきます。たぶんコンビニで食べ物を買って、食べたあとご丁寧に袋に入れて、そのまま車の窓からぽいっとやるんでしょうね。マナー悪いったらありゃしない。
自分の敷地じゃないからいい→見えないからいい→みんな捨ててるからいいとどんどんエスカレートして……
こんなになってしまうではないですか。
家電リサイクル法のダークサイドがもろに出たせいか、パソコンのディスプレイやプリンタの不法投棄が目立ちました。リサイクル費用を払うのが嫌→ じゃあ捨てちまえ→そのつけをボランティア(または山の地主)が払うというおかしな構図。お役人さんもうちょっと考えてくださいよ。絶対この法律も、利用する者が(処理費用も)負担すべし、という考え方もうまく回ってません。悲しいかな、ゴミ処理費用は税金で負担しないと結局環境(美的も含む)に付けが回る気がします。ゴミを拾っていていろんな意味で悔しい気持ちがわいてきました。それは一緒に活動していたほかの人たちも同じだったようです。
帰る前に、今日一日でかいた汗と汚れを花の湯で流しました。ハーブ風呂だの、朝鮮人参のお風呂だの、死海の湯だのいろいろあってスーパー銭湯も楽しいですね。
帰りのバスでとんでもない事態が。有料道路の合流箇所で無理やり突っ込んできたセダンを避けようとバスが追い越し車線に逃げたところ、後ろから前方不注意の車が突っ込んできてコスってしまい……
警察来ちゃいました。結局代替のバスを待って1時間半のロス。新宿についたのは8時半過ぎ。
さらにひどいことに上野駅で発煙(火事かな?)があったせいで、山手線が不通orz
世のため人のために活動するのにはいろいろとコストがかかるものですね…(うまい!)。
別にうまくないか。
“野口健といく富士山をきれいにするプロジェクトに参加してきましたー” への1件のコメント
ご苦労様・・・・・!!少しは自然保護活動が出来たかな。この調子でがんばって!!