清田まなみさんの「マンスリーライブ1月号『星空の詩』」に行ってきました。
『星空の詩』という副題の通り、今回は清田さんの歌と自然写真家牛山さんの写真とのコラボレーションとなっていました。
この写真がとぉ~~~っても綺麗で、思わずぼ~~っと見とれていました。
こんな写真が取ってみたいものです。
とても興味深かったのが牛山さんの星のお話。
織姫の星(ベガ)の光は25年前の光、彦星の星(アルタイル)の光は16年前の光、デベブ(夏の大三角形のもうひとつの星)の光は1800年前の光が届いてるんです。
この話を聞いて、大学で受けた宇宙科学のE先生の授業を思い出しました。
オリオン座の光は1600年かかって地球に届いています。
ということは、実は今オリオン座の星はもうないかもしれません。
でもそれが地球から分かるのは星が無くなってから1600年後なのです。
星が死んだのが分かるのが1600年後…。
我々人間の生活とはスケールが違う話に驚くとともに、なんだか悲しい気分になったのを思い出しました。
私たちのいる天の川銀河とアンドロメダ銀河の衝突のことも授業で出てきて(私たちが生きている間にはあり得ないですけどね)、身震いしたのを覚えています。
実際に銀河衝突が発生したら超強力な重力波が発生して空間が捻じ曲がる(らしい)ので、私みたいなちっぽけな人間が痛みを感じるとかそういうレベルの問題ではないわけで、痛いとか思うまもなくプチッっと…。
ちなみにこのお話をしてくれた先生、電車で大学まで通勤しているのですが、
最寄り駅のホームに降り立つと、ふっと空を見上げる人でした。
きっと宇宙人なのに違いない…。