映画『容疑者 室井慎次』


新宿で起きた一件の殺人事件。被疑者は警官。取調べの最中に逃げ出し、トラックに跳ねられ死亡してしまう。

被疑者を取り調べていた特別捜査本部の本部長室井は特別公務員暴行陵虐罪の共謀共同正犯で告訴され、現場を離れることを余儀なくされる。

警視庁と警察庁の対立と圧力、弁護士の暗躍。事件の影に見え隠れする権力の存在。

果たして、事件の背後にある真実とは…。

ネタばれにならぬよう感想は続きで!

おで的査定:ちょっと期待はずれかも~・・・。

まず終始田中麗奈が違和感。緊張感あふれる話なのに、彼女が話すとどうもノイズが走る。いや、好きな人にはごめんなさいだけど。

室井の進退問題で散々はらはらさせるくせに、最後は警察庁長官官房審議補佐官の新城(筧さん)の独断で警察を辞めずに済んでしまうというのも、あれだけ警察庁のトップが辞表を出すように勧めてたことからすると拍子抜けというかなんというか。

一番の拍子抜けは『踊る』特有の事件の規模だけは大きく大混乱になるけれど、真相はほんの些細な事件だといういつものパターンだからかも。室井が、ではなく公安が事件を解決しちゃったというのも、カタルシスがなくなる原因かな。

あちこちでくすりと笑える君塚節は健在だったので、期待はずれはちょっとですみました!


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