DVD:『雲のむこう、約束の場所』


雲のむこう、約束の場所月日の流れはほんとに早いもので、もう6月。6月最初のエントリーは衝動買いした、この作品の感想から。

この作品は随分前から名前だけは知っていて、勧められて見ようかな、とも思っていたんだけれど、なんとなく食指が動かなくて。今日になって衝動買いした理由は、これを読んだから(笑)

会社帰りに見つけて、さっそく見て見た。

津軽海峡を境に南北に分断された日本の中学生というSF+ジュブナイル物で確かにちょっと複雑な設定ではあるものの、美しい映像と音楽によって作品世界にぐいぐい引き込まれていく。逆光を特徴とした映像に圧倒されて、淡々とした進行が気にならないというか、むしろ次にどうなるんだろうと気になってしまう、そんな映画です。

ある意味では究極のラブストーリー。

蒸留水を飲んだ後のように、何も残らない気がしなくもない。

などと書いているIMPRESSの記者はいったい何を見ていたのだ!?(失礼)と思ってしまうほど、素敵なお話。

居なくなったサユリを真似るように主人公のヒロキが小説やヴァイオリンを始める様子に、自分に近いものを感じたからかな。とても元気をもらいました。


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