いよいよPS3が正式にアナウンスされましたが、いかにもソニーらしい攻め方をしてきましたね。CELLとRSXによる映画並のグラフィックでゲームが楽しめ、Bluray Discと多彩なI/Oで外部連携も可能にし、リビングルームの中心の座は決してXBOX 360には渡さないぞという姿勢のようです。
スペック表を見るだけで現行のPCをはるかに上回る性能に見えますが、ソニーピクチャーズが無数のサーバを連結したレンダリングマシンの性能が10テラFLOPSであるのに対してPS3が一機で2テラFLOPSもの性能があるというのを聞くと、そのうちPCに取って代わるんじゃないかとさえ思えてしまいます。
とはいいつつも、一体どこが次世代機戦争の勝者になるかはまた別問題。結局はキラーコンテンツをどれだけ獲得できるか、ということになりますからね。そういう意味でMistwalkerとスクエニを引き込んだXBOXは十分PS3の対抗馬だな、と思いつつもやはりFFのナンバリングタイトルがリリースされそうなPS3が有利かなとも思ったり。(結局NGCではFFCCの一タイトルのみでしたねぇ…(ーー;))
E3のプリカンファレンスではダイナミックな映像ばかり強調されていて、確かに綺麗だけれど、結局何が面白いの?というのがライトユーザや余りゲームをしない人の意見かなぁと思います。3Dになって縦横無尽に動き回るキャラクターを見れば見るほど、操作が難しいんじゃないかとか、自分にはできないんじゃないか、とか思いますからね。
3Dじゃなくてもいい、映画みたいじゃなくてもいいから、ちょっとお洒落で直感的に面白いもの、夢中になれるもの、そんなゲームを期待したいです。きみしねとかスタイリッシュで、ばかばかしくていいと思うし。