2005年生活予報発表会

商工会議所が主催でやっていた「2005年生活予報発表会」に行ってきました。

広告代理店の博報堂が協力していて、前半は博報堂生活総合研究所の調べた「生活予報」の講演という内容で、世の中のトレンドがつかめるかな?と思って参加したのでした。

それによると、社会や身の回りにマイナスイメージを持っている人が減ってきているそうです。「世の中に喜ばしいことが少ない」「身の回りに喜ばしいことが少ない」と答えている人が2004年以前に比べて減ってきているというのがその根拠。

この調査の中では「衝動買いをよくするほうだ」「高級ブランドの直営店で買い物をしたい」など回答から男性よりも女性が前向きで、特に30代女性(勝ち犬既婚・負け犬未婚含む)が最もパワーを持っていると感じられるそうです。うん、確かに衝動買いはしちゃうかもしれませんね。「世界遺産 新たなる旅へ」DVD10巻セットを特別価格で買えるというので思わず注文送っちゃいそうになりましたよ。

次に、こうした生活者の心の変化を捉えて、生活者に心を捉えられる商品・サービスを提供できるように、生活総研が集めた生活者の欲望が紹介されました。

生活者の願望には、バブル景気のときのような「最上級」のものではなく、「比較級」の幸せを求めていて、今よりもほんの少しではあるが幸せになりたい、とか、大きくは無いが小さな花を咲かせたいといった特徴が見られるとか。生活総研ではこの「比較級」の願望を「ぬけがけ願望」と呼びます。

この「ぬけがけ願望」には次の3つの傾向があるようです。

早い道:早い時期から準備する、または短い時間で達成できる、という道。10代の頃から「幸せなおじいさんになれますように」「ある朝起きたら英語が喋れるようになっていますように」といった願望がこれ。後者は無理だと分かってるけど、「ちゃぶ台でばぁさんとお茶をすする」光景は理想だなぁ。

別な道:本筋でなくていい、王道でなくていい、という道。「ディズニーランドで散歩したい」「日本で無理ならアジアでお店を」といった願望がこれ。コンテンツに関わる業務がしたいと思って今の会社に入りましたが、コンテンツメイカーではないし、これもある意味別の道かも?

静かな道:人知れず花を咲かせたい、という道。「ホームページを今年中にアップできますように」「ゆっくりお茶を飲む幸せ」などといった願望がこれ。うんうん、わかるわぁ。ゆっくりお茶を飲む幸せー。他人に知られなくても自分が満足できればいい、という割り切りがここにはあります。

このような生活者の「ぬけがけ願望」をそっと背中から押してあげて、チャンスとめぐり合えるような商品・サービスを作り出すことでビジネスとして成功できる、ということだそうです。新しいビジネスの発想のヒントですね。

そんな新しい商品の例で面白かったのが…

  • 女性のアンケートから、「化粧を落すのは面倒くさい」「帰ったらすぐにそのまま寝てしまいたい」という回答が多い。

    電車の中で化粧をする女性は珍しくないが、電車の中で化粧を落す女性は見たことが無い

    化粧落としグッズを完備したタクシーはどう?
    化粧落とし専門の美容部員が常駐している女性専用深夜はバスはどう?
    ★女性の方、どうですか?
  • 通勤時間に、ヘッドホンで英語の勉強をする人は多い。

    とはいえ、個人学習はなかなか長続きしないもの。できれば教室に通いたい。

    そこで一両まるまる教室になっている英語学習専用車両はどう?
    ★これがあったら、乗ります!JRさん、ぜひ!

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