映画『All you need is kill(オール・ユー・ニード・イズ・キル)』

All you need is kill(オール・ユー・ニード・イズ・キル)

妻とこでこのご厚意に与り、本日より先行上映が開始された『All you need is kill(オール・ユー・ニード・イズ・キル』(原題:Edge of Tomorrow)をさっそく見てきました(以下で結末やネタバレには触れていませんが、物語の構造には触れますのでご注意を)。

映画も好き、小説も、マンガも、ゲームも好き、という僕が大好きな物語構造のひとつに「ループもの」があります。

物語の主人公は A または B (時には、C 以上にも及ぶ)選択を積み重ねていき、間違った選択をした場合に起点となるターニングポイントへと巻き戻され、再び同じ道筋を繰り返し(ループ)、同じ選択に直面します。すべて正しい選択をした場合にループからの脱出となり、物語は結末を迎えます。ループからの脱出が物語の目的・テーマとなることも多いです。

選択肢を選ぶアドベンチャーゲームやノベルゲーム、ロールプレイングゲームはもちろんのこと、アクションゲームやシューティングゲームなども往々にして失敗を繰り返し、ループからの脱出(ゲームクリア)を目指すことから、ループものの主人公は「ゲームのプレイヤー」のメタフィクションであると言われることもあります。

本作『All you need is kill(オール・ユー・ニード・イズ・キル』は、まさにループものであり、主人公であるトム・クルーズが選択と失敗を繰り返し、世界を救う術を見つけるために同じ一日を繰り返します。

とある選択の結果得られた「知識」によって、今までとは別の道筋へと進むところはまさにゲーム的であり、「なるほど、ここでヒロインを救わないことで、このことが分かるのか」などと映画をあたかもノベルゲームをプレイしているかのように楽しむことができました。

原作である桜坂洋のライトノベルも読まず、小畑健のコミカライズは1話読んだだけ、という状態で見に行きましたので、本作とこれら2作との違いに言及することはできませんが、原作とは(と聞いた)敵:ギタイやヒロインの位置づけが変更されていても、本作は非常に面白かったし、いい話であったと思います。

そんなわけで、ライトノベルとコミックスも近々読んでみようと思っています。

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