アストルティアの冒険者必聴の『交響組曲「ドラゴンクエストX」』

交響組曲ドラゴンクエストX

ドラクエ10のオーケストラバージョン『交響組曲「ドラゴンクエストX」目覚めし五つの種族』が発売になりました。ドラクエ10はもちろんのこと、ドラクエオケフリークでもある僕としては迷わずポチった一品です。

ドラクエの CD には、大きく分けて、オリジナルサウンドトラックと交響組曲とがあって、前者はゲーム音源を、後者はオーケストラ演奏を収録しています。

ドラゴンクエスト3以来7まで交響組曲とオリジナルサウンドトラックがセットでCD化され、8で別々となり、8・9と交響組曲はオリジナルサウンドトラックのずっと後に発売されていたのですが、10は交響組曲だけがこうして発売されました。オリジナルサウンドトラックが発売されるのかはいまのところ分かりません。

能書きはこのあたりにして、楽曲のレビューをば。

1. 序曲X

実は Wii 版ドラクエ10を起動した際にオープニングムービーで流れているのは『序曲 IX』であり(エンディングのスタッフロールにもそのように記載されています。Wii U 版やディスク 2.0 では差し替えられるのかな?)、『序曲 X』は交響組曲の収録がされたコンサートを除くと、この CD か Wii U 版プロモーションムービーではじめて耳にする、ということになります。

序曲 X ではメインメロディの手前でマーチ調のドラムが入るようになりました。20世紀フォックスのファンファーレのように盛り上がりが感じられるのでとてもよいのですが、微妙に金管などの音のタイミングがズレているように聞こえるのは、コンサートを収録したものだ(CD のために何度も撮り直しをしているわけではない)からでしょうか?

Amazon のレビューにも、これはライブ音源としてはよいが、交響組曲としては再録して発売してほしい、という声があってとてもうれしいです。やはりこれまでの交響組曲を聴き倒してきたファンからすると物足りないのかも…。

3. ざわめく心、6. 空飛ぶ小舟~迫る脅威~高なる鼓動

この2曲はイベント用に用意された2曲となっており、盛り上げるための楽曲のため、良曲となっています。キャラクターのモチーフをアレンジするという恒例の手法ですね。

5. 街の息吹~まどろむ街並~夢のマイルーム~村人たちのおしゃべり~街の息吹

先のイベント曲に比べ、街や城の曲はその分地味になっており、曲の存在を忘れてしまうくらいなのですが、『夢のマイルーム』だけは別。

この曲は住宅村の家の中でかかる曲なのですが、メロディが際立つ構成になっていて、まるでドラクエ2や3の街の曲のようでとてもいいです。

7. 刃の旋律~渾身の力を込めて

『刃の旋律』は通常戦闘、『渾身の力を込めて』は中ボスの戦闘曲となっています。

どの地方でも同じ戦闘曲となっている現状、MMORPG というゲーム性から、ゲームをしていると延々と、この『刃の旋律』を聞くことになります。それくらい MMORPG では戦闘曲というのは重要なものなんです。

ところが、Wii 版では正式サービスが始まる以前のベータテストの時点で、この曲に飽きてしまっていました。そんないかんともしがたかった『刃の旋律』もこうしてオケで聞くと、まぁありかなって思えるから、Wii U版はぜひフルオケにしてほしいなと思います。

13. 死の世界より来たる者~死へのいざない~冥府の王

一度聞いただけで飽きてしまった通常戦闘曲に比べて、ラスボスの前半でかかる曲『死の世界より来たる者』は素晴らしすぎです。

現段階のバトルバランスだと、ドラクエ10の中で最も長時間戦うことになるであろうラスボスで、延々とこの曲を聞きながら戦うことになります。そんなギリギリの戦闘での緊張感と不安感を見事に表現していると感じました。

ゲーマーのすぎやま先生のことだから、何かMMOやってから作曲したのかも?とにかくとてもいい曲でした。

アストルティアの冒険者必聴の一枚です。

交響組曲「ドラゴンクエストX」目覚めし五つの種族

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