こんばんわぷー。7月の半ば、放射線なんてなくても灼熱ですべてがメルトするんじゃないかと心底疑いたいくらい真夏の埼玉を脱出して、秋田県鹿角市にある八幡平で避暑してきました。7月の半ばからすでに1ヶ月経っているだろというご指摘は徹底的にスルーして、魅力いっぱいの秋田(と青森)について語りたいと思います。
埼玉の自宅を7時半に出発し、嫁のご両親を拾って高速を走ること8時間(休憩別)、八幡平にたどりつきました。
今日の目的地近くの銭湯で汗を流し、空を見上げると天使の羽が。
山間とはいっても夏の日は長く、19時を過ぎてやっと夜の帳がおりてきました。
というわけで、古民家にお世話になったわけですが、真っ暗でせっかくの古民家が写真に映らないため、また明日。
そのかわり、古民家のお庭にある水辺にゲンジホタルが集まってきていました。ほんとに真っ暗すぎて三脚も立てられなかったので、カメラを地面においてバルブでなんとか…( ・`ω・´)
映った…!ぼやけてるけどw
満足して今日は就寝…。
…とすんなり眠れるかと思ったら、これが寒い寒い。古民家だから…というよりも、この真夏に気温15度を下回り、近づく台風の風も手伝って、タオルケットだけじゃとても耐えられない((((>_<))))
夏掛けと毛布をお借りして、なんとか眠ることができました。
次の日、朝目を覚ますと、オニヤンマが羽化しているとのこと。急いでカメラを持って庭に飛び出してトンボを激写。
「お取り込み中のところ、すいません、すいません…」
こうやって見るとオニヤンマって大きいですね!
まわりを見渡すといろんなトンボが羽を休めていました。旅立ちのとき、ですね。
さてさて、昨日お見せ出来なかった古民家をば。
120年前に建てられたそうなので、明治時代!
中はとっても広くて、囲炉裏もあります。
フローリングなんてなくて、板の間なわけなんですが、とっても落ち着くんです。これが。
この建物に泊めていただいたわけですが、最初に寝泊まりさせてもらおうと思ったお部屋の天井には…
これ、間違いなく手の跡ですね…。
……。
キャーーーーーーーーーーー。
……。
…というのは冗談で、建物を建てた頃に大工さんが気にもとめず、素手で天井の板を扱っていたのだそうです。で、その手の油が板について、その時は目には見えなかったものが時が立つにつれて眼に見えるようになってきた模様です。霊とかそういうんじゃないみたいです(; ・`д・´)
こちらが門。なんと、主屋より古いそうです。
小高い丘にある古民家から平野を眺めてみたところ。田園風景ですね〜。
朝早いはずなのに、すでに暑いです(-_-; ということで散策終了!
さて。せっかく秋田まで来たのだからと、青森、本州最北端の龍飛岬まで足を伸ばしてみました。
というわけで、八幡平からさらに北上。道の駅で休憩したり、青森県警に捕まったりして、やってきました。龍飛岬。
奥に見える黒い山は北海道です。この時期にしては珍しいとか。
こうしてみると素敵な風景なのですが、この写真には写っていない手前に龍飛岬と銘打たれたオブジェがあり、そのオブジェから大音量の「津軽海峡・冬景色」が流れていました……(; ・`д・´)
しかも「津軽海峡・冬景色」はどうやら手動で流れるらしく、音楽が止まってしまうと観光できていたおっさんがいちいち歩いてきてボタンを押して音楽を流すのです。おっさん、爆発しろ。
展望台に登ってみたら、今度はとても邪魔な建物が。邪魔だよ、防衛庁。
昨日の天使の羽に続き、またも空には翼っぽいものが。
龍飛岬を後にして、日本海側を南下。十三湖のほとりにある岩亮という和食屋さんでお昼を取ることにしました。
写真は岩亮おまかせ定食。新鮮なお刺身に、十三湖でとれたシジミ汁です。
でっかいエビにホタテ!
サザエ!うまーい!\(^o^)/
岩亮が面している湖、十三湖です。たまたまなのかもしれませんが、猛烈な暴風が吹いてまして、橋の上に立っているのもやっとでした。
さて、この日のお風呂は志張温泉元湯。
渓谷のほとりにある素敵な温泉でした。
残念ながら露天風呂は休止中、ということで、内湯を楽しむことに。こちらの泉質は弱アルカリ性の重曹泉ですべすべになりそうな感じ。
ただ…結構、熱かったです。
さらにさらに翌日は、
雪沢を通って…
日景温泉に来ました。
さすがに温泉の写真はとれないのですが、ヒバ造り(つまり木造の)素敵な内湯と混浴の露天風呂。お湯は真っ白で温泉満点。混浴露天でもお湯のおかげで(お湯に使ってる限りは)大事なところは見えません。
…露天にも入りましたが、女子風呂の扉が開くことはありませんでした…
その後は大館に戻って大文字を眺め…
大湯環状列石にきてみました。ここは縄文時代後期の遺跡で、平たく言えば日本版ストーン・ヘンジですね。ま、もっとも見ての通りストーン・ヘンジほど大きな岩ではなくて、ご覧のとおりの小さな石が並べられていました。
で並べられ方もこんな風に一応サークルになってるけど、随分と杜撰な作ぎょ…うわ、まてなにをs
あっという間のバカンスでしたが、秋田(&青森)最高!また来年も来たいな。