エルシャダイを買ってきたのでプレイしてみた


El Shaddai

「そんな装備で大丈夫か?」「大丈夫だ、問題ない!」の台詞で話題のエルシャダイ。台詞は知ってるけど、一体どんなゲームなの?という方も多いのではないでしょうか。オデゲートでは、いつも通りフライング購入してきたので、さっそくプレイレポートをお届けします。

El Shaddai

まずゲームの流れから。

基本的には主人公であるイーノックを操作して、地上を旅し堕天使と戦い捕縛する、というのがゲームの流れになります。堕天使には三種類の武器を持っているものもいて、彼らを気絶させ、武器を奪うことでイーノックの行える攻撃に広がりを持たせることができます。

武器のほか、イーノック・堕天使ともに着ている鎧に5段階の耐久度が設定されており、攻撃されるたびに服が破けていくといういわゆるキューティーハニー的な、最近で言うと The 3rd Birthday 的なシステムになっています。ま、服が破けるといってもイーノック(♂)ですが。

ただし、ずっとバトルなのかというとそうでもなくて、広大なフィールドを駆けまわり、時には穴や谷を飛び越え、その合間合間に堕天使が現れ、行く手を阻むという感じで、走っている時間も結構長いです。

ゲームスタート時点では Easy と Normal の二つの難易度から選ぶことができ、ゲームの進行度合いによってはさらに難しい難易度も選ぶことが出来るようになるようです。で、この二つがどんな感じかというと、Easy は比較的簡単。あまり考えずにボタンをポンポンと押していっても敵を倒せるようになっています。たまに強いのも出ますが。

Normal のほうは結構骨が折れる感じ。難しくて手が出ないってほどでもないのですが、敵の背後に回ったり、敵の攻撃にカウンターしたりといろいろ頭を使わないと負けてしまうくらい。イライラするのも嫌だったので、まずは Easy を選んでみました。

Watcher にあっさりぬっころされましたが。

この Watcher 、中ボス的な位置付けなんだと思いますが、負けてもストーリーが進むのでイマイチどうなってるのかよくわかりません。敵の動きをよーく見て戦うと結構勝てたりするんです。

El Shaddai

バトルの以外の特徴のひとつが、この映像の透明感と不思議な色彩感。独特の色彩をつかった背景からキリスト教的絵画まで幅広く、現代芸術的な手法が取り入れられていて、美術館などでは目にすることもありますが、ゲームとしてはかなり斬新。しかも美術館とは違ってゲームだから当然動きに合わせて背景も動くようになっています。すべてをはっきり描いているわけではないのに、強烈に五感を刺激されるんですね。この映像はほんとにすごい。

音楽も映像に合わせて透明感を感じさせるものもあり、舞台に合わせた荘厳なものもあり。ボスの登場でかかる音楽はさすがモンスターハンターを担当していた甲田さんだけあって、大型モンスター登場!と思えるようなイントロも。

舞台は聖書に着想を得たキリスト教的世界観、ということで女神転生をお好きな方はある程度詳しいかもしれませんが、ここまでガチに天界天界してる世界観のゲームはあまりなかったんじゃないかと思います。大天使(堕天使)の名前が似通りすぎててすでに誰が誰だかわけわけめで、ついていけてません…。

製作はカプコンのスタッフが中心となっているインド資本のスタジオ:イグニッション・エンターテインメント。洋ゲーみたいに見えるかもしれないけれど、日本人スタッフを中心にがっつり作っているみたいです。

というわけで、出来は大丈夫だ、問題ない!

El Shaddai ASCENSION OF THE METATRON


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