この道我が旅:おでこのドキドキ富士登山

六合目行軍中 4

ここまでのあらすじ:同じ職場の人たちが富士登山を予定していると聞きつけたおでこは、さっそく参加を申し出た。覚えている限り生まれて初めての富士山登頂。トレッキングに出かけたことも結構あり、おでこには自信があった。しかし、2000メートル超の山々の厳しさをおでこは知らなかった……。

登山開始は午前6時過ぎを予定していました。前日に会社を早退して山梨県入りを済ませてあります。

朝5時半に起きて窓を開けると、そこには……

夜明け 富士山は見えません

富士山どこ~~~~~?!

残念ながらまったく見えません。雨こそ降っていないものの、分厚い雲が覆っていて、そこにあるはずの富士山がありません。テンションが上がらないまま、富士山五合目へと向かいました(写真は撮れませんでしたが、途中野生の鹿が歩いていました)。

五合目の段階ですでに標高は2000メートル以上あるそうで、空気も薄くなっているそうです。まずは身体を慣らすことが大事というので、五合目のロッジで朝食を取りながら30分ほど待機します。

五合目広場。日本人いません。

平日のせいかもしれませんが、五合目広場は外国人ばかり。日本人いません。

吉田口入り口

一番見晴らしがいいという吉田口から行軍開始です。

五合目行軍中 4

五合目行軍中 5

なだらかな道を進んでいきます。

六合目到達!

40分ほど歩いて六合目に到達。休憩を取ります。1時間くらい、と普段なら思うところですが、歩くだけの1時間ですから結構な疲れになります。おまけに水1.5リットルと酸素一缶を運んでいるのでした…。

高山植物 2

高山植物を楽しみながら、六合目を行軍(森林限界のせいで、もう高木がないのです)。

六合目行軍中 6

だんだんと険しくなってきました。地面も砂から溶岩が固まったようなものに変化。少しずつ辛くなってきました。

七合目 花小屋到達

七合目の花小屋到達です。登山開始からここまで1時間40分。標高は2700メートルだそうです。ベンチを見つけると、どさっと身体を預けるようになって来ました……。

七合目行軍中 4

道も相当険しくなってきました。

七合目 鳥居

七合目鳥居荘についたので、わずか40分で再び休憩。気のせいか身体が重くなってきました。

高山植物 3

高山植物撮っているあたり、まだまだ余裕があったようです。

八合目 太子館到達!

またまた40分で八合目太子館に到達。標高は3100メートル。

間違いないです。頭が痛いです。高山病にかかってしまった模様。休憩すれば体力はあるはずなのに、立ち上がって歩き始めると頭がズキズキしはじめ、すぐに座りたくなってくるのです。若いのと、体力がある人は先に行ってもらって、3人で後からゆっくりと登っていくことにしました。

八合目 白雲荘到達!

山荘ごとに休んでいたものを道の途中でも休むようにして、1時間。ようやっと八合目白雲荘に到達です。標高3400メートル。登山開始から4時間が経過しました。

お腹も減ってきたので、ここでバナナを買って食べました。糖分、糖分。

八合目 まだ雪が残っています 2

八合目付近になると、まだまだ雪が残っていました。

雲海 3

本八合目に到達すると、とうとう雲の上に出ました。やっと見えた景色は一面の雲海!(これはこれで綺麗だったのですが、晴れていれば富士の裾野に広がる森や湖が見えたみたいですね…。ちょっと残念…。)

九合目到達

登山開始から5時間40分で九合目に到達。最早山荘もなく、白い鳥居が一つあるのみです。もう頭痛がひどく、すぐに休憩したい体質になってしまいました。あともう少し、と声をかけあって、立ち上がります。

そして、登山開始から6時間半。

富士山頂浅間大社

ついに富士山を制覇しました!

富士山頂からの眺め 4

富士山頂からの眺め 5

なんか八合目から見た眺めとあまり変わりませんがこれが山頂からの眺めです。あんなに頭痛がしたのに、急にハイテンションになって写真をとりまくってしまいました。さてさて、頂上に来たからにはアレも見なくては。

富士山火口 4

富士山の火口です。この火口をぐるっと一周するのを「お鉢巡り」というそうですが、今年はご覧の通り雪が残っており、お鉢巡りはできないそうです。

頂上でお昼を済ませ、さっそく下山します。

下山中 10

このように明らかに舗装されたような道を下っていきます。

遠くにも雲から顔を出した高い山が…

雲から顔を出した山が見えますね。ちょっと幻想的。

なだらかにされているとはいえ、結構急な坂道で、おまけにノーフィルターの太陽光線が肌を焼きます。

七合目が見えてきましたが、本当の地獄はここからでした…

2時間ほどかけて七合目が見えてきましたが、本当の地獄はここからでした……。ここから雲の中に入るのです。

そう。雲の中は大雨だったのです。

この後雨の中2時間、とぼとぼと歩き、泥だらけになりながら下山をしました。怪我も泣く下山できたのがせめてもの救いかもしれません。

この日の登山を反省してみると、まず水が足りませんでした。1.5リットル担いで行ったのですが、下山途中に底を付いてしまいました。2リットルは欲しいですね。そして酸素。これも九合目までに枯渇。二缶あると安心だと思いますし、高山病にかかったことを考えると、大量に摂取してもよかったのかも。あとは、日焼け止め。曇りだからと塗らなかったら頂上から下山の最中にがっつり黒こげになってしまいました。

そもそも誰ですか、Tシャツとペットボトルで登れるなんて言ってたのは。富士山を本当に舐めていました、ごめんなさい。

そして忘れ物:富士山登ったのに、一度も富士山見てない!!!

8 thoughts on “この道我が旅:おでこのドキドキ富士登山

  1. がんばったねぇ 自分に勝ったってことでグー!
    なのでは?わたしは負け負けでできない。
    富士山見てないって足元が富士山なのでは?
    ずーっと見ながら頂上に。:)

    ハレアカラ火山をバスで登ったの思い出しました。
    高山植物って不思議な形してるよねぇ♪

  2. >みなみさん
    ありがとう~!
    富士山っていうと、やっぱり流線型の綺麗な稜線をみたいじゃない?
    足元や頂上見てても(っていうか、頂上はずっと雲の中だったんだけど)綺麗じゃないので(笑)

    高山植物って珍しいから、いろいろ撮ってみましたw

  3. 空の青さが感動的~。飛行機から見てるみたい。

    Tシャツとペットボトルで登れるなんて言ってたのは

    でも外人さんはそれで登ってますよね。Tシャツ+短パンで。

    僕は過去2回登った事があるんですが、両方ともご来光を見るツアー。夜中登山開始のやつ。2回目の時は台風が横を通り過ぎたので8合目辺りでストップがかかりました。でも外人さん達は相変わらず頂上目指してたw

    • >Toruさん
      景色がほとんど見えなかったので、空の色だけが救い\(^-^)/

      ご来光を見たかったんだけど、ぼくも含めてみんな初心者だったので
      今回はとにかく登頂を目標にしようということになったのでした。
      でもこれだけ疲れると、もう一回登れるかちょっと考えちゃうなぁ。

      確かに外国人の人、半そで半ズボン多かったかも…。
      おそるべし。

  4. どもです。

    私が富士山に登ったのは、まだ高校生の頃だったかな?
    御来光を見るために夜中に登ったんですが、大渋滞にうんざりした記憶があります。

    今まで登った山の中で最高高度は5,000m近い山があるんですが、高山病にかかったことはありません。
    酸素も使わなかったなぁ。
    時間をかけて、じっくり体を慣らしながら登れば高山病にはかからないんですけどね。

  5. >をかもとさん
    5000メートル!
    さすが山岳部!アルプスかしら?
    WordBench over 3000 を開催しなくては(笑)

    今回はみんなと登ったのでなかなか自分のペースでいけなかったんですよね~。
    逆にみんなとじゃなければ、あまりの頭痛に途中で諦めていたかも。

    御来光みたいですー。
    天気の良い日に当たるかどうかも運ですよね、しょんぼりっく。

  6. こんにちはー。
    富士山登山!いいですね~。私、一度も登ったことないですよ。ふるさとの岩手山すらしたことなく、ワシントン山コグ鉄道で頂上に行った程度…(汗)

    実は数年前、登山好きのこっちの家族が日本に来た時、富士山登山をしたいと行ってました。でもその時たしか山開き前で断念した記憶があります。次回日本旅行の際は、ぜひともやってみたいですね。

  7. >endunham さん
    ちょっとハイキングへ、という感じで登るつもりが、ぜんぜんそんな感じじゃなくて…w
    もし挑戦されるなら準備は入念に、ですね。

    森の中とかを歩いたりするのが好きなので、森林限界の上で、しかもあいにくの天気で風景ゼロなので、ちょっと悲しい富士山デビューでした…。

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