前回のお祭りから4年半。またお祭りの時期がやってきました。いつもは発売前日の夜にゲームを購入している僕ですが、どうしたことか今回は前日の10時にお店から「入荷しましたよ~」という連絡が。さっそくドラゴンクエスト9を購入してきました。
ロールプレイングゲームの中でもドラクエは従来から「主人公=自分」という意識が強い部類でしたが、今回はさらにその感が推し進められて、キャラクターメイキングにおいて主人公や仲間たちの背格好を細かく決めることができるようになっています。
といってもそれぞれの部位について8パターンしかないんですが、茶髪に黒目、色白に中くらいの背、というリアルの自分に近いキャラクターを作りました。ドラクエ9の「オデッセイ」の誕生です。
追記:結論から言うと失敗でした。装備の画面では、鎧やら服やらドレスやらを着せ替えできるのですが、男の着せ替えなんかしたって面白くないわけです。すれ違い通信を使って、すれ違った人の世界に自分のキャラクターがお邪魔したりもするんですが、男子よりも女子が来てくれたほうがうれしいでしょうしね。おまけに色物の装備(水着とか水着とか水着とか)は女子用ばっかりといった始末で…。
で、どうなん、面白いん?と聞かれると、これが超面白いわけです。たしかに、
- スタッフがキャバ嬢にモテようとして登場させたとかいうガングロ妖精サンディが激しく世界観をぶち壊す
- 記録できる冒険の書がひとつだけで、やり直したりできない
- 共に戦う仲間はまったくしゃべらず、激しく空気
…などなど、ドラクエの伝統や、近年のドラクエ像からすると違和感を感じる要素も多々あるわけですが、それでも面白い!
会社に行くと、結構な人数の人がドラクエ9をプレイしていて、どこまで行った?あれ、どうするの?などという話題が飛び交うなんて、他のゲームではまずありえません。
そして、DS を持ち寄ってお昼休みに即席パーティが出来上がるわけです。空気だった仲間が、リアルチャットによるパーティに早変わり。
そしてそして、一番ドラクエのすごさを感じたのがすれ違い通信。同じゲームを入れた DS を通信状態にしておくと、すれ違った人とデータが交換できるアレですが、ほかのゲームでは(たとえ結構有名なタイトルでも)明けても暮れてもすれ違うことなんてないわけです。大都会東京にいたって、そんなもんなわけです。ところが!
ところがどっこい、ドラクエだと入れ食い状態。朝の地下鉄と JR だけで、リッカの宿屋に数十人がやってくる。いや、ほんとに国民的 RPG だなと思いました。
クリアするまで感想がどう変わるか分かりませんが、しばらくドラクエの世界を旅してきます(‘∇’)ノ