WordBench 東京勉強会レポート

前日の川崎に続いて、東京は渋谷で WordBench 東京勉強会が開催されました。

会場は WordCamp Tokyo 2008 でもお世話になったデジハリ渋谷校さん。今回は聴講者用のパソコンがある部屋でとてもメモが取りやすかったです。

今回は勉強会中の写真を取り忘れてしまったので、ぼくのメモのみでお送りします。

従業員50人以上の企業で CMS 導入予定が11%程度向上。
CMS ではブログ系アプリの利用がダントツ。但し、MT がトップ…。
WP の○：タダ、コアをいじらず改変可能、pure な PHP、世界シェア No.1(笑)。
WP の×：更新時にプレビュー不可（…ん？）、承認フローが困難、メイン機能では投稿・管理画面は IE で不具合が多い、マルチバイトへの対応、不十分なバグフィックス、動的生成によるサーバ負荷、表示遅延
WP に適したサイト：ランニングコストにシビア、担当者が承認なしに公開できる運用体制、ページ数100ページ以内
CMSとして使うなら：ページ機能をベースに（親子機能で階層、wp_list_pagesでナビゲーションを出力）、投稿機能は最新情報・カテゴライズされる情報などに。
CMSとして使うなら…：Classic テーマをベースに。index.php のみを使い、適宜テンプレートを include。
CMS として提供する場合に大事：ユーザに合わせた更新方法（ビジュアルエディタで見えない div は使わない、ようつべなどはショートコードで投稿を容易に、TinyMCE Advanced でstyle.css をビジュアルエディタに適用など）。

WP_Widget クラスを継承してオリジナルのウィジェットクラスを定義する。そして4つのメソッド。
form メソッド：ウィジェットの設定フォームを出力。input 等で入力要素のフォームを組み立て。$instance で設定値が渡される。
update メソッド：$old_instance が元の設定値、$new_instance が新しく入力された設定値、$old_instance を $instance にコピー。$instance を返して hogehoge 。
widget の内容を出力する widget メソッド：$instance からウィジェットの設定を得る。
widget の内容を出力する widget メソッド：$args には before_widget, $after_widget, $before_title, $after_title が格納されている。
引っ張り出して echo すればOK。ここまででウィジェットのクラスが作成できる。
add_action( ‘widgets_init’, ‘hogehoge_widgets’ ); function hogehoge_widgets() { register_widget( ‘ ウィジェットクラス名 ‘ ); } でウィジェットを登録。
藤本さんが WP 開発系書籍を近日出されるそうですー。期待age！アスキーの記事も要チェックや！

手元のマシンで WP ローカル環境を作ってみるテスト。
ローカル環境では WP の自動アップグレードはうまく動かない。svn してるから自動アップグレードしないけど（おで私見
Mac OSX はUNIXベースなので、MySQL と WP を入れるだけ。dev.mysql.com からパッケージを入手して、 MacPorts でインストール。おでこ感想：Linux のターミナルからパッケージをインストールするみたいなもんですね。
MacPorts のインストール：Xcode を入れる。X11環境を追加インストール。MacPortsパッケージをインストール。sudo port -v -selfupdate 。須藤さん。
MySQL5 のインストール：sudo port install mysql5 +server。指示に従って、自動起動と DB 作成の sudo さんを実行する。
Apache 2 と PHP 5 を明示的にインストール（GD がなかったりするし。依存関係でごにょごにょ
んでもって、WP をインストール。wget して tar します。
phpMyAdmin を入れましょう。
MacPorts の MySQL ソケットは /opt/local/var/run/mysql5/mysqld.sock なので注意。

そして懇親会へ…。

8bitodyssey.com