2月末から使っていたWindows 7 Betaですが、このほどRC版(リリース候補版)が出たそうなので、さっそくインストールしてみました。
ダウンロードは Windows 7 Release Candidate: Download instructions から
例によってダウンロードできるのはDVDのISOファイルなわけですが、焼かずに仮想ドライブにマウントしてGO!です。
このインストール画面で変わったのは背景の画像ですね。これが新しいWindows 7のログオン画面にもなるそうです。
今回もインターネットに接続して最新のインストールの更新ファイルをダウンロードするかどうか聞いてきますので、これを選びました。ファイル数が多いのか結構時間食ってましたね。
ファイルが集まったら、プログラムへの同意を求められます。そんなに気にすることはないと思いますが、クラッシュした場合などにマイクロソフトにそのときのスクリーンショットとメモリーのスナップショットを送信するようになっているので、クラッシュ時に個人情報やら企業秘密やらを表示・編集していると意図せずしてそれらが送信される場合もあるよ、ということらしいですね。
そしてbetaからのアップグレードなので、「アップグレード」を選択すると…「そのバージョンのWindowsからのアップグレードはサポートしていない」というメッセージが出て、Step-by-Step: Windows 7 Upgrade and Migration for Beta へのリンクが表示されました。
どうやら、windows 7 beta から windows 7 RCへのアップグレードはサポートしないみたいですね。製品版になってからも、Windows Vista 製品版からWindows 7 製品版のみをサポートするみたいです。
MSDNの開発ブログによれば、ISOファイルの中にあるcversion.iniファイルを書き換えてバージョンチェックを回避することで、無理やりBetaからアップグレードすることも可能みたいです。
ですが、まぁまっとうにいくなら一度Vistaにダウングレードしてから7にアップグレードしてくれ、ということのようで。それならとVistaのディスクを取り出してみたものの…
はて、ダウングレードってどうやってやるんだ?同じドライブをターゲットにインストールすればいいのかな?とやってみたところ、ファイルを根こそぎC:\Windows.oldフォルダに集められ、アプリケーションやドライバはまったく導入されていないWindows Vistaが出来上がってしまいました…orz AppDataもProgram FilesもDocumentsも残っているので失ったものはないはずなんですが(時間は?)、ものすごい脱力感です。
気を取り直して、仮想ドライブからWindows 7 RCディスクを起動。
ファイルのコピーが始まるとわりかしあっという間にWindows 7へ。
今回から(もしかして前回から?)オンラインからダウンロードできるテーマが充実していて、
こんな感じでダウンロードしてきて選べるようになっています。壁紙もかなりクオリティが高くていいですね。上の川の写真はウェールズのものです。
さてBetaのときに散々な評価をされたWindows エクスペリエンス インデックス(パフォーマンス評価)ですが、今回はまずまずの結果になりました。実はAMDのWindows 7 beta用のCatalystドライバーを入れるまではゲーム用グラフィックスが4.5と最低だったのですが、導入によってこれが5.4まで改善し、最低はグラフィックス5.3になりました。Betaのとき3.9と酷い評価だったプライマリハードディスクも5.5になっていますね。なんだったんだろう。
デスクトップの右下に見えるウォーターマークプリント。ビルドは7100になりました。
…ん?
「評価コピー。」ってのはもう少しなんとかならなかったんでしょうか…。「モーニング娘。」みたいな…。
さて、次はWindows Virtual PC BetaとWindows XP Mode Betaを入れて遊んでみたいと思います。