以下は、WordPress コア開発チームのブログ「Make WordPress Core」に投稿された記事『3.5 Proposed Scope』を翻訳したものです。間違ってるところとかあったら、耳元でささやいてください(但し美女に限る)。
締め切り
7/11~:機能開発(約2ヶ月)
9月末:機能凍結→ベータ版リリース
11/14:RC版リリース
12/05: 正式リリース
機能開発計画範囲
Twenty Twelve
先週コアに戻した(訳注:3.4の途中でコアから外されていました)。3.5と結び付けられるだろう(一方で)、多くのサイトで2012年の大半 Twenty Twelve を使ってもらえるよう、3.5のリリースを前にして WordPress.org テーマディレクトリに Twenty Twelve を追加するか検討に入る。
Retina のフルサポート
WordPress のあらゆるデザイン要素を高 DPI をサポートする画像か、CSS3 のシェイプやグラデーションへとコンバートするべきである。このプロセスでより軽く、より薄い管理画面を目指して進めていく。
ユーザー体験の改善
make/ui にて、Helen Hou-Sandi、Dave Martin たちがどのようにしたらダッシュボードを通じて多くの体験を改善できるか研究している。このリリースでは簡単に達成できる目標をターゲットにするべきだ。Dave はようこそ画面(ウェルカムパネル)のバージョン2を提案して再検討したいと述べた。他にはより良いカラーピッカーや固定フロントページの選択の UI/UX の改善などがあげられる。
「リンク」の削除
「リンク」はプラグインへと移動する(訳注:本体からは外し、使いたい人だけがプラグインを有効化することで使えるようにするのだと思います)。一目瞭然だが、サイトを破壊することがないようにするためには多くの技術的な課題がある。Trac のチケットに議論を移すことにする。
カスタマイザーの改善
カスタムヘッダーとカスタム背景のワークフローの改善。
画像の選択/操作の改善
ギャラリー管理の改善。アップロード/挿入の際のメディアモーダルボックス内のワークフローを改善する。画像アップロード、メタデータの修正、画像の編集、投稿への画像の挿入のように、個別のワークフローに分け、シンプルにする。ライブラリからのアイキャッチ画像の選択やカスタムヘッダー/背景の選択のワークフローもシンプルにする。
これ以外のことはコアの計画範囲外となるが、たとえばアップロードをブロックせず(執筆中にアップロードし、処理する)、エディタへの画像のドラッグ・アンド・ドロップできるなど、模索を続けるものもある。
プラットフォーム改善の計画
- アップグレード中のファイルコピーはハッシュで検証されるべき。どのリリースにおいても、ファイルがコピーされなかったというサポート要求とメールが多すぎる。バージョン1として検証し、リトライすべき。
- WordPress.org は現在プラグインのお気に入り機能(訳注:Favorite のこと。今風に言うとふぁぼのこと)をサポートしている。最近アップデートされたプラグインを探すのと同じように、お気に入りのプラグインをダッシュボードで眺められたらどうだろうか。
- すべてのプラグインとテーマに用意するための第一ステップとして、デフォルトテーマと”コア”のプラグイン(インポーターなど)の言語パック(セキュリティ、エコシステム、WP.org インフラを導入する)
API 改善
API とプラットフォーム開発(内部のもの)はサイクルを通じて有機的に行われる。先週は API に関しては議論をしていない。今週のアジェンダにのっている。
原文はここまで。
“WordPress 3.5 計画範囲 [翻訳記事]” への2件のフィードバック
[…] とはWordPressに同根されてリリースされるテーマ。もともとWordPress 3.4でリリースされる予定だったものが延期になり、3.5でのリリースが予定( WordPress 3.5 計画範囲 [翻訳記事] )されている。 […]
[…] り快適ですね。何がどう変わったのか、日本語であまり情報はありませんが、ここに翻訳しているブログがあったので、見てみました。しかーし、「リンク」が無くなって「プラグイン」 […]