映画「ジェネラル・ルージュの凱旋」

ジェネラル・ルージュの凱旋

竹内結子と阿部寛の凸凹コンビが医療犯罪の謎に挑む『チーム・バチスタの栄光』の続編、『ジェネラル・ルージュの凱旋』を見てきました。

舞台は再び東城大学附属病院。バチスタ事件の功績を評価され、不本意ながら倫理委員長に推された診療内科医・田口の下に救命センター長速水の医療メーカーとの癒着を告発する文書が届き、調査を開始する。果たして速水は白か黒か。

『バチスタ』がWhodunit(誰がやったのか)であったのに対して、今回はWhydunit(なぜやったのか)な感が強い内容でした。…とはいえ、終わるまではWhodunitかもしれないし~と見ていたら、今回もとてつもない真相にだまされてしまいました。

ミステリとしては『バチスタ』のほうが上質だと思うのですが、映画としてみると今回のほうがスカッっとしますね。最後のラブストーリーは蛇足だと思いますけど…。

映画「チェンジリング」

チェンジリング

映画「チェンジリング」を見てきた。

中身についての事前情報は実話らしい、ということと、CMでやっている簡単なストーリー程度。

仕事に出ている最中に息子が行方不明になってしまったシングルマザーの元に5ヵ月後警察がつれてきた息子はまったくの別人。この女性がロス市警からいかにひどい扱いを受けたかと、いったい子供はどうなったのか、というのが話の焦点。

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映画『ハンサムスーツ』

気になっていた映画『ハンサムスーツ』を見に行ってきました。塚地が谷原章介になる、アレですね。

谷原章介に変身できると称して出てくるのが、洋服の青山のスーツ。サラリーマンを何年もやってるともうちょっと良いものが欲しいなんて思うので、青山のスーツは何年も買ってないけれど、あんなにかっこよくなれるなら買ってもいいかな…お湯に強ければ

CM以外ほとんど事前情報なしに見に行ったのですが、この映画なんかセンスいいですね。

スローモーションを多用したアニメ的な見せ方とか、ベタ塗りの鮮やかな色調とか、とても好みです。古いけれど温かみのあるこころ屋はとても居心地がよさそうでした。

ストーリーのほうは途中で話のオチが分かってしまったので予想通りの結末でしたが、突き抜けたバカさ加減で笑い所満載です(一緒に行った子は泣けちゃったそうで、一体どのあたりが泣き所か分かりませんがいろんな楽しみ方ができそうですね)

それにしても残念なのは、この映画のメインテーマは渡辺美里の『My Revolution』だったのですよ。塚地が歌ってるスペシャルバージョンなんですけどね。ろくにプロモーションもできず、何もこのタイミングじゃなくてもよかったのになぁ。

映画『イーグルアイ』

──コピーショップ店員のジェリーの携帯に見知らぬ女から電話がかかってきて、逃げるよう命じられる。逆らうことは許されない。弁護士事務所のレイチェルにも同様の電話がかかってくる。果たして女の正体は誰なのか?真相に迫るにつれて、アメリカ政府の影が見え隠れする──

高度情報化社会、監視社会の負の側面と、それに翻弄される政府を描いたフィクションです。舞台が現代のアメリカで、地球外生命体も出てこないので、一見スピルバーグっぽくない感じがしますが、目まぐるしい場面展開と建物を使った数々の仕掛けはいかにもスピルバーグ!という感じです。

というかむしろ、ジェリーを演じるシャイア・ラブーフがいまにもソフト帽をかぶった鞭男に憎まれ口をたたきそうに見えてしまって(シャイア・ラブーフはインディアナ・ジョーンズの息子を演じた)、要するにどうにも別の役のイメージが強すぎるんですよね。

政府やライフラインのネットワークがインターネットに通じてるわけねぇ~、普通専用線だろjkとか思わなければ十分楽しめると思います。

映画『容疑者Xの献身』

さぼったさぼった。ひたすらさぼった(ブログの話です)。仕事やら何やらで忙しかったせいなのですが、このままだと今年を振り返るエントリを書く時期になりそうなので、ここらで復活します。

少し前のことになりますが、当時は公開直後だった映画『容疑者Xの献身』を見てきました。このシリーズは小説の『探偵ガリレオ』から読んでいましたが、小説ではただのおっさんに思えた湯川が映画見に行きたいほど魅力的に感じられるのも、福山雅治と魅力的な脚本のおかげだと思います。

というわけで、映画化されるのを知ってから原作小説を読むのを控えてこの日に臨んだわけですが、いやー、すっかり騙されました。

──今回物理学者湯川が対決するのは、大学の同期であり天才数学者の石神。石神の隣人である花岡靖子と美里親子は元夫の富樫を殺してしまいます。それを知った石神は事件の隠蔽の手助けを始めます──

劇中でも(後から読んだ)原作でも真相にたどりつくためのヒントははっきりと提示されています(だから、二階堂論争は当てはまらないと僕は思いますが)。そこが変だなぁと思ってはいたのですが、それをはるかに上回る真相が待っていました。やられた!という思い以上に、真相の美しさと悲しさに心がふるえました。